採用できるかどうかでした。
しかし 主要な部署を
地方に移したことが→
思わぬ効果を生んだといいます。
公認会計士の資格を持つ山中佑珠さん。
東京の会社から転職してきました。
地元 札幌で働きたいと希望していましたが→
東京と同じ待遇の仕事が
見つかりませんでした。
しかし 札幌に本社が出来→
待遇面と地元で働く希望との両立がかないました。
いかがでしょうか?
(テリー)でも これね→
民間企業だけに頼るっていうのは
僕は ちょっと違うと思うんです。
例えば 省庁の一部を
移転することによって→
その周りの企業も行く。
例えばテレビ局も そうですけども→
キー局の一部を どこかのスタジオに
地方に持っていくことによって→
タレント事務所なりですね→
新しいドラマを作るのにそちらでやるというふうな→
大きいところが動いてくれないと。
例えば もっと言うと法人税を少し安くするとか→
もっと大掛かりにやらないと→
もちろん こういういい会社もあるけども→
現実問題としては 僕は そんなに
行かないような気がします。
おっしゃるとおりなんですね。
ただ一点に集中するというのは→
その規模の経済が
あるからなんです。
規模の経済がなくてもですね→
もう 今 デジタルトランスフォーメーションで→
いろんなところでやっても
規模の経済が→
できるようになっちゃったんです。
ですから 技術革新を使えば→
デジタルガバメントとかいって
東京集中じゃなくても→
できるように 今 なったんですよ。
だから これからそういうことを→
今ね 政府としても
進めようとしてるので→
まさに こういう番組が
あることによって→
どんどん進むようになると。
僕は 防災というのは大きな観点として→
地域にどんどん
デジタルガバメントが出来て→
広がっていくと…。
でも 首都直下地震の内閣府の被害想定の作成に→
お二人
関わっていらっしゃいましたよね。
でも あの被害想定にも
そんなに詳しく→
一極集中がいけないから
正そうというふうには…。
あれはね 切迫する
ある事態があった時に→
どうしますかということで→
東京を中心とした首都圏をどうするかっていう→
前提にしてなかったんですね。
しかし もう6年もしますと→
技術革新
これだけ起こってますから→
東京にいなくたって
いろんなことができるわけです。
そういう時代になったので
もう一度 見直して→
とにかく 東京から外にいても
仕事はできるんです。
規模がなくてもですね→
いろんなとこで バーチャルに仕事ができる時代になった。
それを活用することなんですね。
それは 埼玉でもいいんでしょ?
(小野)そうですよね。
そういうことですよね。
首都圏の周辺でもいいですし。
(小野)何か 1つ例が…。
(井上)地方にとって
この人口減少っていうのは→
本当に
大きな悩みなんですけれども→
さまざまな優遇措置を
講じています。
先ほど出てきました
北海道だけでなくて→
今見えてる大阪も
そうなんですけれど→
税金の優遇ですとか
本社機能の一部移転とかですね→
そのための費用補助とか
多くの自治体が行っているんです。
ただ こうした制度があっても
移転する企業は→
なかなか多くないというのが
現状です。
(小野)政府も もっと 一極集中…。