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2019/12/28(土) 02:35〜03:25 NHKスペシャル シリーズ 体感 首都直下地震「災害に耐える社会へ」[字][再]


「地域社会の崩壊」「経済の衰退」「国の財政悪化」など→
本当に地獄のような文言が
並んでいますが→
何がそうさせるのか 連鎖を遡って
1つ前を見て下さい。
「生活再建の遅れ」とあります。
では 「生活再建の遅れ」をもたらすものは→
何なんでしょうか。
ちょっと 山田全然 足りひんやん。
ニュースセンターの分は
もう とっくにないんですよ。
一体 どないしてくれんの!

どうしたの? くるみさん。
食べるものが足りひんのよ!
首都直下地震で私たちの命を脅かすのが→
物資の不足です。
食べ物は 1週間合わせて3,400万食不足。
ペットボトルの水は
2週間もたたずに→
日本中からなくなるという
予測もあります。
「じゃあ 備蓄?」と思いますが
備蓄だけじゃないんです。
「生活再建の遅れ」の1つ前は
「避難生活の困難」。
そして 「避難生活の困難」を
もたらしているのは…。
(井上)こちらなんですね。
はい 見えてきました。→
「ライフラインの被害」ですとか


「交通など公共インフラの被害」→
そして 「工場の停止」。
ここは私たち個人というよりも→
企業が どれだけ早く
復旧できるかによって→
のちのちの被害の明暗を
分けていくことになると。
(小野)というわけで
ある企業の取り組みを→
今度は ご覧頂きます。
北海道に 1,100の店舗を展開するコンビニチェーンは→
去年 災害への対応で
大きな注目を浴びました。
最大震度7の揺れが襲った→
北海道胆振東部地震。
北海道全域が停電する
ブラックアウトに見舞われ→
スーパーやコンビニは 相次いで
営業休止に追い込まれました。
しかし このコンビニは
地震発生後も営業を継続し→
水や おにぎりを
被災者に販売し続けました。
こうした対応を可能にしたのが
以前から会社が行ってきた→
防災への投資です。
これは 停電でも車のエンジンを動かして→
電気を取り出せる装置。
1台1万5,000円を全店舗に配置しました。
電力の消費量が少ないレジも

導入していました。
お店で ごはんを炊くのは ガス釜。
災害時には通常のお弁当をやめて→
おにぎりだけを提供する
マニュアルも用意していました。
防災に投じた金額は→
この3年で20億円を超えたといいます。
このコンビニが
対策を積極的に行っていたのは→
拠点とする北海道が→
雪などで 停電や通行止めが起こりやすいからでした。
災害に強い店舗にすることで→
営業休止のリスクを減らし損失を抑えようと考えたのです。
小芝さん いかがですか?
いやもう こういうお店があると→
本当に 心強いというか
助かりますよね。
ただ 防災に投資したら
赤字になっちゃったじゃ→
困ると思うんですが
このお店の場合 大丈夫…?
(井上)北海道は やはり
雪が多いので 停電も多いんです。
ですので
事業が止まった時の損失よりも→
続けた時のメリットの方が大きいと
この会社では考えているんですね。
東京の場合は
どうなるんでしょうね。
首都直下地震に…。

(テリー)東京の場合ですと→
自分で経営してる個人の方が
いらっしゃるじゃないですか。
それを どこまで負担するのか
という問題もありますよね。
新浪さん。
私たち企業は→
社会的責任というよりもですね→
街がなくなっちゃったら私たちの事業もなくなるんですよ。
特に 我々

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