2019/12/28(土) 18:05〜18:50 NHKスペシャル選「香川照之の昆虫“やばいぜ!”」[字]
空港から 車で およそ2時間。
標高500mほどの熱帯多雨林。
この時期 強い雨が降ったり やんだり。
雨がやんだ隙をついて→
まずは 森を見渡せるゴンドラから昆虫を探す。
すげえ もう深い深い。
カマキリ先生は 今回コスタリカ政府から→
特別に 昆虫捕獲の許可を
得ている。
もうね 密林の においですよ!
においが 密林!
すごいな…
すごいね いっぱい いる…いそうな感じですけどね。
雲の間から 光が さし始めた。
その時!
(スタッフ)ちょっと 正面にいません?
正面に…。
あの青が見えるだろ?
えっ?
これ!
これ?これ これ これ!
でかいんだよ。
えっ 早い! 見つけるの。
正面に来たんだよ! ほら!
ちょっとブルー!
モルフォだよ!
(スタッフ)モルフォだ。モルフォだよ!
どっちから? 何だよ!
捕れない! こいつで捕れない!
また 行った。 あっち行った!
今 いけたのにな~。あんな千載一遇のチャンスを!
専門家によると 映っているのは→
モルフォチョウの中でも最も美しいとされる→
キプリス・モルフォの可能性が
高いという。
ほら キプリスだよ。
キプリス・モルフォっていうのと…。ブルー きれい!
あ~ 残念!
まあ 捕れないよ 確かに。こんな自由…。
(スタッフ)ここからはね。
これもあるんだもん!
これが邪魔でさ!
ということで…。
ゴンドラを降り 地上から攻めることに。
ここは 2,000種以上の植物が生い茂る→
熱帯のジャングル。
ほぼほぼね 木にねあの コケ… そう。え~!
もう 大体 コケが
付着してんのよ。
全く どこにいるかが
ちょっと においが…。
しかし ホンマに いるんかいね? え?
たくさんの昆虫がいるはずのコスタリカ。
しかし 何も発見できないまま
30分が経過。
…と その時!
どれ? 何… 何? 何? 何?
何を見つけたの?
(スタッフ)木の幹!
うわ~!
わ~! 先生 これを見落としてますね。
先生 これ 見落としましたね。
どれどれ?あ~ いるいる いるいる!
ほんとだ。
分かる?え~ 何これ?
もう一度 見てみよう!
木を確認して通り過ぎる カマキリ先生。
よ~く 目を凝らしてほしい。
カメラは捉えていた…。
6本の脚が生えた虫の姿を!
悔しいね。
老眼鏡。 あっ 50代…。
うるさい!
だって…
捕まえますよ これ。 いいですか?
あまり 抵抗ないです。
うわ~! うわあ ほら!
(新谷)脚 長っ!
うぎゃあ~!
うわ~…。
これは キリギリスに近い…
コケが生えたような模様の前ばねを持ち→
全身に鋭いトゲがある。
放しますよ。
さあ これはね…。
いつ どこにいるか分からないという
このね→
まさに擬態ですよ。
擬態とは 体の色や形を植物などに似せて→
身を隠すことだ。
昆虫を探し始めて 2時間が経過。
ここで カマキリ先生が本領発揮!
もう 上に上がってんの。
ここが ベストポジション!
(スタッフ)これだ これだ!
うん。
(スタッフ)今 上に行こうとしてる。
ほらほらほら!
(新谷)あれか!ほんとだ!
(新谷)うわ~ これ 分かんない!