モルフォが とまっててくれたから捕れたけど→
とまってたら 発見しにくいわけよ。
つまり チョウは はねを閉じるから。
あの裏っ側の茶色い→
その… 蛇の目の模様のとこしか見えないわけ。
ああ~。
うん。飛んでると これが見えるから→
もう 宝石が飛んでるみたいになって
見えやすいんだけど→
こいつ 速いし 高いのよ いるのが。
へえ~。
特に キプリス・モルフォって
もう 全然 下りてこない。う~ん。
気高い。
うん。でも これからがね 本番。
先生が どうしても行きたかったのは
モンテベルデっていう→
国立自然保護地区があるわけだよ。
はいはい。
カマキリ先生が 次に向かったのは→
山を越え 太平洋側に一度抜け再び 山を登った→
標高1,500mのポイント。
ここ モンテベルデは→
雲がかかり 霧に包まれることが多い→
雲霧林といわれる地域。
カマキリ先生が
なんとしても捕まえたいと言っていた→
あの プラチナコガネがいる→
コスタリカでも数少ない地域だ。
しかし
移動に7時間もかかり→
到着した時点で
辺りは真っ暗。
…ということで。
さあ ここモンテベルデにおきましても→
いつものように ライト…。
アハハッ もう疲れてるから。これ 使ってんの?
もうね 移動しすぎてね
単語が出てこない。
かなり お疲れのカマキリ先生。
ここでは夜 光に集まる昆虫の習性を利用した→
ライトトラップを行う。
一挙に集結する昆虫の中からお目当てを見つける→
まさに 宝探しのようなイベントだ!
いますね。
何でしょうね? これ。
いいですね これも!
こういうアンティークものの机が
ありますよ!
か~ これね いい色してますね。
よく こんな 何か生まれたての木みたいな色で→
とまっちゃうんだな これ。
このカミキリムシ 専門家によると…
これも ガだな。
しかしお目当てのプラチナコガネの姿は→
見当たらない。
そこで 別のポイントへ…。
すると…。
やばくないですか これ?裏から ちょっと。
あっ! あっ!
(笑い声)
ほらほらほら ほら!
わっ すごい!みて!
ほら! もう こんなさ
足の先 青いんだよ。 ねっ。
今日の私は マニキュア 青
…みたいな話だよ。 えっ。
ほらほら。
何これ? きれい きれい。すごいよ。
ほら!
ほんとだ!完全に 金! ほら!
先生 持って帰りたい気持ちは
分かりますが→
原則 国外へは持ち出せません。
あっ ここ ここ! ちょっと!
ちょっと!
これ…
え~! わ~ すごい! プラチナだ。
すごい…。これ きれい! これ きれい!
すごいでしょ。
すごい。
続いて発見したのは
シルバーのプラチナコガネ。
先ほどのゴールドと同じ種類だが
色が違う。
個体によって
さまざまな色の輝きを放つのだ。
光り輝くボディーは
一見 目立つようだが→
森の中では 周囲がうつりこみ→
目立たなくなるといわれている。
すごい。
ほら ほら ほら→
飛びます 飛びます 飛びます!
この日 このポイントにはプラチナコガネが 続々と飛来!
今回 一番のターゲットだった
プラチナコガネ。
シルバーだけでなく→
めったに会えない ゴールドも!
予想をはるかに超える収穫だった。