どの段階においても必要なことで→
ご自身で やっていく部分になります。
歯周病の予防という意味でも重要ですし→
歯周病治療の段階においても
必要なことです。
<それでは 歯を守るための基本→
正しいセルフケアについて教えてもらいましょう。→
まずは 歯ブラシの使い方から>
歯ブラシに関しては→
歯周病予防というふうな観点では
特に そうですけれども→
歯と歯ぐきの間…→
歯と歯ぐきの際磨きっていうふうなイメージを持っていただいて→
その先端の毛先が→
歯周ポケットに 少し入るような形で→
ちょっと押して 小刻みに動かして→
歯周ポケットに入っている汚れをかき出すようなイメージで→
やっていただくことが重要だと思います。
ちょっと 斜めに こう…押し当てるような感じなんですかね?
はい。 真横から90度の角度で
当てるというふうなことよりは→
少し角度を持たせて 歯肉溝の所に→
するするっと入っていくようなイメージを持っていただくのが→
いいのではないかというふうに思います。
次に 歯ブラシだけで 実はすべての汚れを取ることはできません。
はい。
できない?
ある調査によると→
50%とか60%の汚れしか取れないそうなんです。え~!
そこで 使っていただきたいのが→
こちらの「歯間ブラシ」というふうなことになります。
歯と歯の間に
こう… 通すようなイメージで→
2~3回 動かしていただきます。
はい。
で もし可能であれば 表と裏からも…。
え~!
もし できたら
そういうふうな工夫をしていただくと→
よりいいと思います。
先ほども こう 入りにくい所をどうやって通すのか→
そういうふうなことも含めて→
掛かりつけの歯科の先生と相談しながら→
教えてもらいながらやるっていうのが
実際のところかと思います。はい。
さあ もう一つあります。
歯ブラシと 歯間ブラシと フロスと三種の神器と。
3点セットです。
3点セット…!
こちらは 30cmから
40cmぐらいの長さに→
切っていただいて→
中指に 少し巻きつけるような感じで→
使います。
人さし指と親指を使って→
うまく使いながら
それぞれの隙間→
例えば 前歯ですと→
こういうふうに通していただいて→
上下に
動かしながら 歯と歯の間の汚れを→
こう 取っていくような形。
特に 先ほどの歯周ポケット歯肉の中の溝ですよね。
健康な歯ぐきでも 1~2mm入りますから
そういう所の汚れを→
できれば かき出したい
というふうなことが→
このフロスの目的です。
さっき 表にあった歯科で受けるスケーリングっていう…→
先生とやるっていうことですか?
こちらですね。
これは
どういったものになるでしょうか?
こちらは 歯のですね セルフケアでは→
特に 取り除くことができなかった汚れ→
歯垢や歯石を取り除く…→
機械で取り除くことになります。
特に 歯垢… プラークが
硬くなってしまうと→
歯石と呼ばれる状態に
なりますが→
もう 歯ブラシや
こういう道具を使っても→
取り除くことが
できませんので やはり→
プロフェッショナルなケアが
必要というふうなことになります。
歯周炎までいっちゃうと
どういった治療になる…?
歯周炎が どういうふうに進んでいくか
っていうことで言うと→
汚れ 細菌… 歯周病原因菌が→
歯を支えてる歯槽骨にもダメージを与えますが→
もう一つ かみ合わせ… かむ力→
過度な そういう強い力が→
同じように 歯槽骨にダメージを与えます。
その2つが合わさったときに→
加速度的に 歯周病… 歯槽骨の破壊が
進んでしまうので→
重症化しているケースでは 両方を