2019/12/28(土) 20:00〜20:45 チョイス@病気になったとき・選「歯科最新情報(2)歯を守るには」[解][字]


しっかり診ていかなければいけないと→
そういうことなんで
かみ合わせをコントロールするために→
歯を削るですとか…。
う~ん…。
少し心配な ぐらぐらしてる歯が

あるんだとするならば→
隣の歯に 例えば 添え木をするように
接着剤で固定してあげるとか→
そういうふうな
かみ合わせのコントロールが→
非常に重要です。
そうか。
もし それでも進行していく場合
そういう場合には→
フラップ手術と…。
フラップ手術?
イラスト化したのが こちらなんですが
どんな手術なんでしょうか?
ポケットの底の部分には
汚れが どうしても残ってしまう。
そういうときに 歯肉を開いてあげて
麻酔をした状態で開いて→
その 深くなって残っている…
残存しているかもしれない部分の汚れを→
取ることを目的としています。
さらには 歯周炎の状態によっては→
さらに 治療を行うこともあります。
あら!
それがですね


先ほどの鈴木さんが受けました→
「歯周組織再生療法」
というものなんですね。
フラップ手術を行うことによって→
きれいになった状態のポケットに対して傷口の治癒を促す→
bFGFと呼ばれる細胞を→
活性化させる薬を注入するというふうなことです。
それは このポケットの所に
注入するんですか?
はい。 きれいになった こちらの所に
注入していくことによって→
歯槽骨 そして 歯根膜の再生を促す。
そういうふうな薬です。出来ていくんですね。
びっくりするけど。
最近 出来た方法… 療法ですか?
2年前に保険治療に収載された
新しい薬です。
新しい薬だと
ちょっと お高かったりしますか?
保険適用で受ける場合には→
例えば1本の手術と再生療法を合わせまして→
3割負担で
大体1万円程度というふうになります。
ただし 複数の…
1回 フラップ手術で歯肉を開けると→
1本の歯というか 周りの歯も一緒に
まとめて治療することもありますので→
その場合は もう少し費用はかかると。
<歯周組織再生療法を保険診療で受けるには条件があります>
<歯周ポケットが4mm以上あり→

歯槽骨が えぐれるような形で→
3mm以上 溶けていることなどです。→
詳しくは 担当の歯科医に相談してください>
<歯周病への対処のまとめです。→
セルフケアによるプラークコントロールは→
歯肉炎でも歯周炎でも
共通して行います。→
歯科では スケーリングで→
プラークや歯石を取り除きます。→
目安は3~4か月に1回程度です。→
歯周炎に進行した場合は→
歯肉の内側に入り込んだ
歯石まで取り除く フラップ手術。→
また 歯を支えている
歯槽骨の状態によっては→
フラップ手術に合わせて
歯周組織再生療法も検討します>
さあ 続いては
歯を失う原因で次に多い→
虫歯の治療についてお伝えします。
こちらをご覧ください。
<会社員の…>
<虫歯を治療した奥歯に→
3年前から
違和感を覚えるようになりました>
<気になった萩原さん。→
歯科を受診したところ意外なことを告げられました。→
治していたはずの虫歯が再発し
進行してしまっているというのです。→
実は 虫歯を削っても

詰め物の隙間から再び 虫歯が入り込み→
再発してしまうことがあるのです。→
これを…>
<虫歯は 歯の表面から奥に向かって
徐々に進行していきます。→
萩原さんの虫歯は
歯の神経まで虫歯が進んだ状態でした。→
この状態が さらに進むと
神経が死んでしまい→
歯の根元に膿がたまって