2019/12/29(日) 05:00〜06:00 こころの時代〜宗教・人生〜・選「命の輝きをうつす」[字]
というのが→
ですから もう大体日付が変わるぐらいに
アップロードが終わるみたいな。
でも それを待って頂いてる方が
たくさんいてて。
で あの~ 「保山さんの映像見て寝たら
ぐっすり寝れます」とかね→
「一日嫌なことがあったけど→
映像を見たら 全部忘れて幸せな気持ちで眠れました」とか。
例えば 奈良出身で
東京で働いている方とかもね→
「会社で嫌なことあったけど ふるさとの
奈良の映像を一日の最後に見て→
あしたも頑張ろうと思います」とか
いろんな こう感想が届くようになって。
ですから 今の奈良を伝えたいというか
今日の季節を今日伝えたいというか。
僕もね テレビカメラマンで
仕事をしてきて→
そういう 撮って出し
というんですか→
そういう撮ったものを
その日に放送した方が→
リアクションもいいじゃないですか。
そういう中で育ってきましたから。
そうやって 毎日毎日
奈良の自然を見つめてくると→
なんか いろいろな その
自然と自然の連動というか→
そういうのも
見えてくるんだそうですね?
そうですね あの~
毎日毎日 奈良を歩いて→
奈良の空の下で 季節を感じてる
実感としてね→
やっぱり 自然のそのうつろいは
すごく正直で 規則正しくて→
たまに大雨降ったり
台風来たりとかしますけれども→
やっぱり ちゃんと順番を守って
春も来るし 夏も来るし。
でも あの~ 春が来たり夏が来たり
季節が巡ってくる ということを→
あまり当たり前のように
思わなくなったというか→
春が来ることも奇跡ですし
花が咲くことも奇跡ですし→
その環境が
ずっと続いてるということを→
すごくこう ありがたく
感じるようになったというか。
例えば 分かりやすく言うと→
みんな普通に 「今日は月がきれいね」って言ってるじゃないですか。
あの~ ぱっとこう夜道を歩いてる時に
目に飛び込んできて→
ハッて きれいなって
そういう月もありますけれども→
僕が一番きれいな 美しいなって
最近思う月は 生まれたての月なんです。
新月は月が見えないでしょ。
真っ暗ですね。
その次の日に 鉛筆で書いたような月が
実は 出てるんですよね。
太陽が沈んで
太陽が沈むのを追っかけるように→
その鉛筆で書いたような細い月が
太陽に続いて沈んでいくんですけれども。
そんな月 誰も探さないですよね。
大抵 新月だとそのまま真っ暗なまんまだと。
で 大体3日目 4日目ぐらいの三日月が
きれいだねって。
でも それ 繊細な月は
もう ゾクッとしますよ。
だから それって真剣に探さなければ
見つからないんですよ。
でも 誰もがみんな
見えることができるというか→
誰もがみんな見ることができる。
でも それを見ることを求めなければ見つけることができない。
でも 見つけた先には
極上の美が そこにあるというか。
♪♪~
保山さんは 余命宣告を受けてから→
草花をはじめ 生き物たちの命の輝きを
強く感じるようになったといいます。
その象徴ともいえるのが「色」です。
♪♪~
あの~ 春日大社の藤の色は
本当に特別な色です。
やはりね 神様の花やって
言われるじゃないですか。
その理由が 色から分かるぐらい
特別な色なんです。
でもね いつもその色を
見せてくれるわけじゃないんですよ。
でも 間違いなく1年のうちに1度は
その色を見せてくれるというか。
日が昇る前の空は
ちょっと明るいけれども→
日陰の薄暗いところで