2020/01/03(金) 05:10〜06:00 NHKスペシャル選 シリーズ TOKYOアスリート第5回▽陸上リレー 最速の絆[字]


多田さん 小池さん。
多田選手

スタートダッシュ すごかったですね。
ありがとうございます。
多田選手はね 私2年前から取材してるんですけども→
好きな食べ物は お寿司だそうです。
そうですか。
プチ情報 ありがとうございます。
プチ情報です。
そして 小池選手。 今年 3人目の9秒台。
これは 大きなニュースでした。
小池選手と桐生選手が 同級生なんですか。
あっ そうですね。 はい。
いつから 存在 知ってたんですか?
僕は…
(一同)ええ~!?
(笑い声)マジですか! へえ~!
奈々ちゃんは 今日は また…。
(笑い声)
待ってました。


あの 私… 私 こう見えて→
足は速いんですよ。
50m走 7秒台だったんですよ。
速っ! 速くないですか?
それ どうなんですか? コーチ。
速いと思います。 女性で7秒はね。
速い!
私 31歳なんですけど。
それもすごいですね。
どうもありがとうございました。
夜も遅いですから 茨城の方に。
まだ いさせて下さい。
まだ いさせて下さい。
今回 銅メダルを獲得した日本。
強さの秘密は→
独自のアンダーハンドパスにありました。
どうぞ。
先月の世界選手権。
決勝進出チームの100mのタイムを合計すると→
日本は 5番目だった。
このハンディを逆転したのが→
日本のアンダーハンドパス。
下から差し出すように受け手に渡す。
世界のほとんどのチームが
上から渡すオーバーハンドを採用する中→
日本は
アンダーハンドパスで 走力の差を埋め→
銅メダルを獲得した。
アンダーハンドパスの威力が世界を驚かせたのは 3年前のリオ。
みんな見たな これ。

この時も日本の合計タイムは 全体で6番目。
6番目だったんだ。
(スタートの合図の音)
合計タイムが1位のアメリカ
2位のジャマイカと比較する。
注目したのは バトンゾーン。
走力に勝るアメリカ ジャマイカの選手が先に入る。
うん 本当だ。
へえ~。
ここから 日本は
アンダーハンドパスで 差を詰める。
出口では 日本が先に通過したのだ。
この区間のタイムはアメリカ ジャマイカよりも→
0.1秒上回った。
へえ~。はあ~。
アメリカの速度変化を見てみる。
渡す側は大きく減速して渡し→
受け手側も バトンを受け取ってから
加速を高めている。
一方の日本。
渡す側は スピードが落ちず→
受け手側も 加速が高まった状態で
受け取っていたのだ。
更に バトンを受け取るために
手を上げている時間を比較すると…。
日本は 2歩。
時間にして 0.4秒。
全然 違う!
全然 違うんだ。
アメリカは 7歩。 1.6秒。

日本は 極めて短い時間で受け渡していた。
すご~い!
象徴的なシーンがある。
3走から4走へと渡る場面。
加速した状態でパスを受けたケンブリッジ。
そのスピードに ボルトは この表情。
まさに アンダーハンドパスで世界を驚かせたのだ。
ねえ。 これ 覚えてます。
ボルト選手 驚いてたんだよね。
驚いてた。
ここ来てんだっていうのが。
さっき VTR見ながら 「ほう~」とか
ご自身 おっしゃってましたけども→
どういう…?
興味ない!感覚派なんですね。
実際 こうやって見てみたら どうですか?
(笑い声)
なぜ アンダーハンドパスだと
加速が落ちないんですか?
手を上げてる場所がですね