(マギー)これ? はい はい。
でやっ!
あれ? 刺さりもしないですね。
(笑い)
(マギー)やってみる?えっ?
(マギー)これ だから
おっさんが鈍くさいのか…。
あ 重いじゃないですか。
(孝志)重いですよ。
こんにゃろ~!
あ もう少しだ。
(孝志)いける いける。
よっしゃ 割るぞ~!よし いこう!
ちょっと もう いいかな。
(笑い)
これ どれぐらい必要なんですか?
お風呂沸かすのに。
(孝志)大体ね 5~6本でいけますね。
全然 足りてるじゃないですか。
(笑い)
よしよし。 薪割りしないと入れないのか。(孝志)そうです。
おお~! ほんとに これ すごいわ。
おお~! こっち お風呂で。
今 まだ火はついてないんですね。
まだ ついてないですね。
(マギー)まだ入りますか?
まだ入りますね。
はい お願いします。
ありがとうございます。
こんなもんですか?
(孝志)そうですね。 蓋閉めてもらって。→
昔はフーフーって やってたんですけども
それは もう ちょっと しんどいんで→
文明の あれを借りて
5分ぐらいで種火をつけてる。
ほぉ~。
今 上から 煙突から煙が→
バーっと上がってないかな。
出てきてますね。
ほんとだ。 すげ~。
(孝志)30分ぐらいで沸くのかな。
あ そうですか。
この写真 何でしょうか?
(孝志)これはね さっき言うてた
蓮磨のお母さんと旅行に行った時の写真。
お母さんと。 へえ~。
あ~ ちっちゃい。
美人な奥さんじゃないですか。
そうですか?
ほんと。
会社の同期だった…
つきあい始めた2人。
翌年 生まれた男の子に…
しかし 明美さんが大腸がんを患い
33歳で他界。 母を失った時…
息子さん 4歳だと
伝えるのも なかなか難しいですね。
これから お母さん
ちょっと お月さんまで→
旅行 行かはって
いつ帰ってきはるか分からんけども→
2人で待ってようなって
そんなことを言うたんです。
そうですか。 覚えてる?
いや 覚えてないですけど。
さすがに覚えてないんですけど。
あ でも その→
3人でマンションに住んでたんですけど
僕と おとんと一緒に→
実家っていうか
ここの家に帰ってきて 戻ったら…
それだけは覚えてるんですけど ずっと。
お母さんの記憶の あれだ。
そうですね。
そうなん? 俺 初めて聞いたわ。
あんま しゃべってない。
そういう話 しないんですか? 親子で。
あんまり気い遣て せえへんねん。
特に そういう時期の話は。 そっか。
それは鮮明に覚えてますね。
(マギー)そうなんだ。
仕事が忙しい孝志さんは→
幼い息子を連れ 実家に戻ります。
蓮磨くんは 澄朋さんと→
吏由子さんに育てられました。
反抗期とか なかったんですか?
(蓮磨)反抗期 なかったな。
おばあちゃんのお弁当は茶色いと 色がね。
もうちょっと 若いおかずをしてほしいって言うた時には→
ああ やっぱりなって。 言うてたらしい。
ちゃんとあるじゃん 反抗期。
(笑い)
言った気がする。 言った言った。
それはね 言った方がいい。
開けてパーン!と。(笑い)
やばっ!
やばっ!と思って。
(マギー)いい親子関係ですね。
ほんとに。
行きました。