大きな船が航行するため→
橋を造る場合→
高さを維持しなければならないのですが→
羽田空港が近く
飛行機が低空で飛ぶため→
高い建造物は造れなかったんです。
そこで 神奈川側の10kmは海底トンネルにして 飛行機を避け→
影響の少ない千葉側の5kmを→
トンネルよりもコストがかからない橋にしたのです。
そう この方
当時 現場で工事を担当していた…
そして 河越さんの後ろに立っている
オブジェは→
海底トンネルを掘る
シールドマシンの刃先を再現した→
実物大のモニュメントなんです。
実物が こちらのシールドマシン。
直径 およそ14mという大きさは
当時 世界最大級。
工事に関わった人数は のべ300万人以上。
そのスケールの大きさから土木のアポロ計画と呼ばれていたんです。
アクアラインの工事は
シールドマシンを海底に運ぶため→
まず 海上を含む3か所に
人工島を造ることから始まりました。
そして 3か所から同時に
1区間5kmの道のりを→
掘り進んだんです。
すげえ子どもみたいなこと言うけど…
土木のアポロ計画と称された
このビッグプロジェクト。
そこには さまざまな困難に立ち向かう
技術者たちの努力と創意工夫が。
そう。 河越さんたちは 海底に
かたい砂の柱を打ち込むことで→
地盤を補強。
とはいえ それでも1日に掘れたのは 僅か7mでした。
そして 当時…
シールドマシンで双方から掘り進み→
上下左右
誤差なくドッキングさせるには→
海底ゆえの難しさがありました。
そのため…
互いに掘り進めて
残り50mに近づいたところで→
マシンから長い棒を出して→
相手のマシンに当て 位置を確認。
そして
徐々に軌道を修正していきながら→
ドッキングしたのです。
その際トンネルを掘り進めて生じたズレは…?
しかし それでも
最後に難関が残っていました。 それは…
2つのマシンがドッキングする時に→
どうしても接合部分にスキマができてしまう。
このスキマから トンネル内に
海水が入ってきてしまえば→
これまでの努力は水の泡。
では 技術者たちは…
ということで 突然ですが
ここで カネオクイズ!
シールドマシンを…
さあ カネオクイズでございます。有吉さん…
そうなんですよ。
そして 伊集院さん→
やっぱ
お気付きになられてましたね。
そうだよね。 単純に…
…かもと思うじゃない。 やっぱり。5km先から→
「せ~の」で いくわけですからね。
それを防ぐための工夫は…。
さあ これ そらちゃん
いってみましょうかね。
私だったら…
後で こうやるのね。 あ~ 偉い偉い。駄目 駄目 駄目!
ズワーッですよ。
入るなり 吸うマシンだよね もう。
何か ジュウ ジュウ ジュウ ジュウ
ジュウって こうやって来る前に…
お~? 何が? 何が?
さあ はるかちゃん。
それでは 正解を
河越さんに教えてもらいましょう。
我々は…
そう…
シールドマシンを あと30cmで
ドッキングというところで停止。
そして マシン前面から地盤に…
こうして 海水の浸入を防いだのでした。
はい ということで
砂羽さん 惜しかったですね。
いや だって だって…
それはそれでまた作ったということですね。
いろいろあって
1兆円以上かかってるということで。
伊集院さん おっしゃってました。
今 横にいる太っちょDから来まして 情報が。
大丈夫なんだ。
さあ 皆さん海底トンネル 見てもらいました。
あの シールドマシンありましたよね?