なぜ「シルエット」というか→
ご存じですか？
あら さすが。やっぱり ご存じなんですね。
シルエットが
なぜ「シルエット」なのかも知らずに→
やれ「うちの旦那
シルエットだけなら福山雅治」だの→
「うちの旦那 名前だけはマサハルなのに
福山じゃない」だのと言っている奥様方。
シルエット 丸くなってますよ。
え～！
しかし
チコちゃんは知っています。
シルエットは…→
シルエットさん！
（拍手）
ご名答でございます～。
褒められちゃった。
詳しく教えて下さるのは西洋美術史に詳しい…
よろしくお願いします。
フランスの１８世紀の政治家→
エティエンヌ・ド・シルエット
という人物の…
フランス人のシルエットさんが
きっかけとなった→
「シルエット」誕生には…
おっ！あっ きました。
♪♪～
本題いって下さい。
聴きましょうよ。
＜むか～し むかしフランスが長い戦争をしていた頃。→
国王 ルイ１５世は→
戦争にお金をたくさん使ってしまい→
財政難に苦しんでおったそうじゃ。→
更に悩みの種だったのが国王の愛人 ポンパドール夫人。→
ぜいたく好きの彼女は
いくら国王が頼んでも→
無駄遣いをやめんかった＞
＜そこで ポンパドール夫人は大のお気に入りだった→
シルエットという男を
財務大臣にするよう国王に頼んだ＞
「ははっ
かしこまりました！→
私が
何とかしてみせましょう」。
＜このシルエット
かなりのキレ者として有名だった＞
あなた 「キレ者」と言われてる男が
ほんとにキレてるのを→
見たことありますか？
私は ありません。何を言うてんねん。
何を言うてんねん…。
＜早速 シルエットは→
好き放題お金を使っていた貴族たちに
こう言った＞
「それからポンパドール夫人
あなたのぜいたくも許しません！」。
＜ポンパドール夫人と貴族たちは…＞
＜そこでシルエットは 貴族でなく…＞
＜とはいえ 既に国民から
たくさん税金を取っていたため→
何という名目で取っていいものか
シルエットは悩んだ＞
「はぁ～ 困った 困った。→
はぁ～… ハッ！」。
＜なんと シルエットは
「空気税」なるものを提案。→
しかし…＞
＜国民たちにも反対され またもや失敗＞
「このままではクビになってしまう…。→
どうしよう どうしよう…」。
＜その時 シルエットの目に→
肖像画を描いてもらっている貴族たちの姿が映った。→
それも国から支払われたお金で
描いてもらっていたのじゃ＞
「あんなカラフルで豪華な絵は
お金がかかって当然。→
そうだ！ 貴族たちの」…
＜シルエットは黒一色ならお金がかからないと考えた。→
その時 描かれたのが→
このような影みたいな絵じゃった。しかし…＞
＜こうして シルエットは
何もできないまま→
クビになってしまったそうな。→
この時 宮廷を去る彼の疲れ果てた姿が→
まさに「影絵」のようだったことから→
いつしか黒一色で描かれた絵のことを→
「シルエット」と
呼ぶようになったのじゃった＞
４年後には
シルエットすなわち影絵という言葉が→
はっきりと誕生することになったんです。
その後 １８世紀後半にはこのシルエットと呼ばれる肖像画が→
フランスの庶民の間にも浸透し
やがてヨーロッパ中に広がったそうです。
ということで…
真面目なトーンで ツッコミにくい…。（笑い）
もっとボケっぽく
言うてくれはったらええのに。
さて マチャアキさん。