(富澤)ほんとですね。
間違い探しですか? これ。
違います。
顔が一緒すぎて きょうだいたち。
(富澤)似てます。
旦那さんね 高校の同級生ですか?
同い年です。 高校から一緒でしたね。
ちょ ちょっ。
奥さんは 息子とか孫の前で→
自分の恋の話するの大丈夫なタイプ?
大丈夫? 大丈夫なら聞きますけど。
初めて聞きます。
(富澤)あ 本当?→
でも こういうの
知っといた方がいいって。
高校卒業後 地元の郵便局に勤めていた
精一さんは→
美容師を目指し…
その真面目さにひかれつきあうことにした智恵子さん。
3年たってもプロポーズしてくれない
精一さんの心を→
ある話題で確かめることにしました。
周りが 昔はお見合いしろとかおばさんたちが言うんですよね。
それで そういう話を彼にしたら…
きゃ~ 恥ずかしい。 俺が恥ずかしいわ。今どきの子だね。
恥ずかしくなっちゃう。 てれちゃう。
若っ! 23歳で家建てるなんて俺らの周りに1人もいないよな。
(富澤)いないですよね。
若くして父を失っていた精一さん。自ら家を建て→
しっかりと智恵子さんを迎え入れたいと
考えたそうです。
結婚後 住宅ローンを返しながら
精一さんは郵便局員→
智恵子さんは専業主婦として
母と祖母の世話をしながら→
2人の子どもを育て上げました。
大変でした? 今まで。大変でしたね。 毎月お支払いもあるし。
ローンね おうちのね。
うん うん。
それから だんだん子どもが
大きくなるんで→
小学校の3年生ぐらいから。
下の長男が3年生ぐらいになった時に→
やっと おばあちゃんが
お仕事に パートに出てもいいよって→
それまでは 昔の人ですから。
子育てが一段落するまでは うちを。
いないと不良になっちゃうから
駄目だって言われて→
子どもが不良になるから駄目だって。
でも不良みたいな髪型してる。
(笑い)
(富澤)不良にはなんなかったですか?
なんなかった?
髪型だけ。
そうだよね。
小山さん。 ここは修行のお風呂場なんですか?(井戸田)ここで?
お風呂やったら まず入る時に笛を。
熱海に山車があるんですけどね。
ここで練習してたんですか?
お風呂入りながら。
ええ。 うまくないですけど。
ちょっと聴かせて下さい。
(口笛)
(笛の音)
すいません すいません。 ごめんなさい。
(笑い)あ ごめんなさい。
口笛が ものすごい邪魔なんですよ。
何か一緒に乗っちゃって。じゃあ もう一回いきます。
(笛の音)
神職に就きたいって言った時は?
≪(笛の音)
あれして 地元に やっぱり→
恩返ししたいってみたいな形で→
ちょうど出入りしていた関係の神社さんの…。
何か いい話できねえな
(富澤)あっちに持ってかれる。
郵便局を退職後 神職になると言いだし→
60歳で大学に通い見習い修行を始めた精一さん。
どこまでもマイペースな夫に
智恵子さんは→
「好きならやれば」のスタンスだそうです。
だから こういう奥さんみたいな人をパートナーにしたのがよかったんだと思う。
≪(笛の音)
気にしてないでしょ。
不幸を不幸って気付かないタイプでしょ。
そうかもしれません。
ちょっと待って下さい。
あんまり うまくないですけど。
ああ 稽古をするんですか?
(井戸田)そう。 うるせえな じゃないよ。
私は全然 だから気にしないタイプなので。
何でもOKですから。
そうだよね。 これも一切
気にしないもんね。はい。
チラリとも見ないよね。
はい。
あ かっこいい人来たよ。
あんまり うまくなかった。 ハハハ!
次男坊に 「おじいちゃん どんな人?」って