2020/01/04(土) 16:30〜17:58 ブラタモリ×鶴瓶の家族に乾杯 新春!沖縄スペシャル[解][字][再]
で あちらの建物 ちょっと ご覧下さい。はい。
どういう建物でしょうか?
まあ 荷物は ちょっと無視して頂いて。はい。
(上里)そうなんです。
(上里)そうです。
(上里)はい。
この建物 久高島で12年に一度 行われていた→
重要な儀式に使われていました。
それは 「イザイホー」という島の女性が→
神様に仕える資格を得るための神事。
スタジオ ああ すごいな これ。
4日間にわたり
現世と神様がいる世界を行き来し→
霊力を身につけるというものなんです。
うん。(小野)そうですね~。
ありますね。
はい。 ちょっと近くに行ってみましょう。
(林田)対照的な建物ですね。
オープンとクローズ。
(上里)よ~く ちょっと
観察して頂きたいと思うんですが。
(上里)はい。
ん? ちょっと…
(上里)はい そうなんです。
何を燻製っつうと… 何だ?
はい。→
答えを ちょっと見ていきたいと思います。(2人)はい。
こちらです。
あ~っ!
(スタジオの笑い)
(上里)ちょっと苦手ですか?(林田)ちょっと… いや あの…
開いてるよ これ。
どうぞ どうぞ。
うわ~っ!
(笑い)
(上里)これはですね 沖縄で…
神聖なものなんですか? これは。(上里)はい。
へえ~。
へえ~。ああ~。
今でも久高島では
昔と変わらない方法で→
イラブーの燻製が作られています。
<見た目は ともかく味は かつおに似ているとか>
スタジオ
秀子さん?イラブー おいしいですよ。
島の最年長 秀子さんも食べてますよ。
え~ イラブー食べてはんの?
(小野)…かもしれないですね。
東へ東へと移動してきた タモリさん。
ついに 久高島で最も東にある→
「カベール岬」にやって来ました。
鶴瓶さん 「食べれる岬」じゃないですよ。
(スタジオの笑い)
(上里)久高島でも…
いちばん端…
(上里)はい。
はあ~。
ほんとだ こうですね 東は。
あっちですね。
そう言われれば ちょっと神聖な場所。
ちょっと 海の方 見て頂いて。ええ。
あの辺 こう…
(尾方)あれって…。
そこがね。
(尾方)はい サンゴ礁です。
はい こちら 上空からの写真を。→
久高島 今 船で渡ってきた。これですね?
今 この辺にいるわけですか?
(尾方)そういうことです。
(尾方)はい。
タモリさんが言うように上空から見ると→
確かに 久高島の周りの浅い海には
サンゴ礁が広がっています。
これこそが 久高島を→
ありがたい神の島にした理由なんです。
はい こういう島になる。
ああ そう 言えなくなりますね。
…かもしれませんね。 はい はい。→
こっちにしないといけなくなっちゃう。
そうですね この辺がね。
ええ ええ。
もともと つながってたわけです。
(尾方)うん 17.5mですけど。
17.5なかったら沈んでたわけです。
ここになってたわけですよね これ。そうそうそう。
これとか この辺なってたわけだ。
ギリギリだったんですね。ほんとギリギリ。 まあ 17.5。
17.5。
周りより少しだけ高かった久高島は→
日の出の方向の絶妙な位置に残り
神の島となったんですね。
太陽の王様 ゆかりの墓。
鍾乳洞が崩落したことで出来た祈りの場所。
東から 神様がやって来たという海岸。
そして神の島 久高島。
そこには 沈んでも必ず昇ってくる太陽に
ありがたさを見いだした→
沖縄の人々の思いがありました。
東の方の信仰 日の出の信仰っつうのは根強かったですね。
ええ。