2020/01/04(土) 16:30〜17:58 ブラタモリ×鶴瓶の家族に乾杯 新春!沖縄スペシャル[解][字][再]
おお~。
へえ~。 ご挨拶をして。
ほう~。
そこに待っていたのは
大きな岩がそびえる祈りの場。
至る所にある岩が形づくる神秘的な空間。
一体どのようにしてこの場所が出来たんでしょうか?
こんにちは。
こんにちは。こんにちは。
どうも どうも。
林田さん はじめまして。
はじめまして。
突然 現れたのは琉球大学で地形を研究している→
尾方隆幸さん。
「ブラタモリ」は3回目の登場です。
いきなりですが
ウオーミングアップがてらに→
タモリさん…
(尾方)ええ。 おっしゃるとおり。 はい。正解ですね。
はい そうなんです。
これも全部そうですよね?はい。 琉球石灰岩ですね。
ええ おっしゃるとおりです。
そうですよね。ええ。
もう全然違う。
最初 見た時 俺→
これ石灰岩か? と思った。
別物に見えますよね。
ああ~ はいはい。
ああ 着いた!ああ そう 着きました はい。 こちらが?
(上里)祈りの場所の一つですね。
これも お祈りして。
ああ~。
(尾方)何か一つ特徴的なのが→
目の前に。
それですよね?ええ。→
これ何ですかね?
(上里)ええ そのとおり。 鍾乳石。(林田)鍾乳石って何ですか?
天井から こう下がってるじゃん。
(林田)あっ はい。 つららみたいに。
(尾方)これ 出来る場所って
どういうとこに出てきます?
これ だから…
鍾乳洞じゃないと なかなか出来ないんですよ。出来ないですね。
(尾方)ただ 周り見て頂くと どうですか?
ちょっと おかしくないですか? ここ。
ということは…
アハハハハッ! ハハッ…。
タモさん 鋭い!
実は ここ斎場御嶽はもともと鍾乳洞だったんです。
そもそも 鍾乳洞とは→
石灰岩に出来る地下の空洞のこと。
雨が浸透し
岩盤を溶かすことで つくられます。
鍾乳洞の天井は
風化と浸食が進むと 徐々に薄くなり→
重みを支えきれず 崩落してしまいます。
斎場御嶽の神秘的な空間も→
自然に崩れ落ちた石灰岩が
つくり上げていたんです。
こういう形で これ今…
ああ こうなってた?はい そうなんです。
結構な鍾乳洞だったんですね。
(尾方)そうなんです。
…という見方も
できるわけです。
うん 全部…
これだけじゃありません。
更に この奥に 沖縄と日の出の関係が
分かる場所があるんです。
行ってみましょう。
スタジオ 結構大きな鍾乳洞だった。
スタジオ
(林田)結構 広かったですよね。広かったもんなあ。
おお~。
お~!
はい こちら 三角状に
石が成り立ってますけれども。
巨大な岩が支え合うようにして出来た
不思議な三角形の空間。
斎場御嶽のシンボルであり→
その先は重要な祈りの場です。
この三角岩が どうやって出来たのかも
気になりますよね~。
ここで ちょっと地質の条件をですね
確認したいと思います。
泥岩ですか。
泥岩ですね。
のってるわけですね。
(尾方)そういう まあ構造ですね。
(尾方)で 今いる場所 ここ
どんな場所ですかね?
(尾方)そうですよね。
で しかも 石灰岩が…。
ここだけですよね?
うん ここだけ。
実は この泥岩が三角岩の成り立ちに
大きく関わっているんです。
(尾方)こういう状態で泥岩 石灰岩ですね。
石灰岩の下にある泥岩。
この泥岩は地すべりを