田舎に多いんだそうです。
つまり、海外に払っている
化石燃料代19兆円の一部を
田舎に向ければ
日本の国内で
エネルギーとお金の循環が
生まれるということなんですね。
ところが、こちらなんですが
日本とドイツ
どんな発電に頼っているのかを
見てみますと
2018年、赤いところですが
日本とドイツでは
再エネの占める割合は
倍以上の開きがあって
最新のデータではドイツでは
もう再エネが46%まで
伸びたと
推定されているんですね。
山口≫ラウパッハさん
こうやって比較すると
ドイツは
かなり進んでいるなと思いますが
いかがでしょうか?
ラウパッハ≫実は日本の再生可能エネルギーの
ポテンシャルは
ドイツよりはるかに多いです。
例えば日照時間が多い地域は
日本で多いですがドイツの倍なんです。
島国ですので
風力もあちこちありますし
森林の面積もドイツより
はるかに多いわけですから
あと地熱もあるわけですね。
こういうような豊富な再生可能エネルギーの資源が
日本のあちこちに
分散していますので
どこの地域でも
そういう取り組みをできると
思います。
しかし、それを地域再生につなげようと思えば
そういう収益を
地元に落ちる仕組みを
考えないといけないわけですので
そこは実はポイントは事業の主体は誰かと。
そこで、地元に主体がいないと
地域にお金が落ちないということなんですが
やはり、地元の企業とか
自治体とか住民が中心になって
いわゆる
ご当地エネルギーという仕組みを
構築すれば
いいんじゃないかというふうに思っています。
山口≫2020年を迎えました。
これからの日本ラウパッハさんには
どう映りますか?
ラウパッハ≫明るいと思いますよ。
再生可能エネルギーの
観点から見ますと
どんどん
再生可能エネルギーのコストが
世界中で
どんどん下がっているわけです。
しかも、情報技術、IoT
分散型エネルギー
再生可能エネルギーと
そういうエネルギーシステムを統合して
スマートなエネルギーを
構築する流れがありますので
日本は多少遅れ気味なんですが
そういう仕組みを
積極的に取り組んで
社会のエネルギー転換を
促進すれば日本の将来は
より明るいものになるのではないかと思います。
山口≫今日の放送を
まとめました本が
来月
販売されることになりました。
「“再エネ大国 日本”への
挑戦」。
すでにネット販売で
予約できるようになっています。
よろしくお願いいたします。
ではラウパッハさん今日はありがとうございました。
ラウパッハ≫
ありがとうございました。
上山≫ではニュースを続けます。
秋元司衆議院議員が逮捕されたIR事業を巡る汚職事件に絡んで
東京地検から
任意で事情を聴かれた
岩屋毅前防衛大臣が
今日、中国企業側からの資金の受け取りを否定しました。
上山≫岩屋氏は2017年
北海道での政治資金パーティーで講演し
同僚の議員から謝礼として
100万円を受け取ったとしたものの
その際、中国企業側からの
寄付という話は
一切なかったとしました。