2020/01/05(日) 13:05〜14:05 福山雅治×香川照之の「生きものすごいぜ!」[字][再]
ここからは 「ホットスポット」で→
足かけ10年
撮りためてきた映像の中から→
えりすぐりの生きものたちの
すごい○○を ご紹介していきます。
まずは 生きものたちの奇想天外な…
ここです!ここ。
ピークになってる。
まず 1つ目のピークです。
ご覧ください。
はいはいはい。
中米 コスタリカ。
ここに 世界で最も美しいといわれる鳥が います。
あ~ これ ケツァールね。
ケツァールです。
体長は 30cmほどですが→
何といっても目立つのは尾にある 長~い飾り羽。
すげえ これ 見てえ!
持っているのは オスだけです。
実は 鳥の世界では オスの方が美しく→
目立つものが多いんです。
こんなに長い飾り羽があると
飛びにくいし→
目立って 敵にも襲われやすくなります。
でも 全てはメスに選んでもらうため。
ケツァールのオスにとっての 求愛の極意。
それは 「命懸けで美しさを追求すること」なのです。
すごいや これなあ。
尻尾がすごい。尻尾がさ…。
あれも リズムとってんでしょ
きっと。
こちらは 同じくコスタリカの森に住む
マイコドリの仲間。
この鳥も 一風変わった
メスへの求愛方法があります。
それは…。
お~!ん~!
「超高速ダンス」です!
マイケル・ジャクソンのムーンウォークに似ていると→
話題になったこともあります。
俊敏だね。すっごい運動能力。すんごい運動能力だよ これ。
すごい。 お~!
お~!
美しさは もちろん
リズム感も磨き上げる。
鳥の世界も オスは大変です。
目が 表情が動かないから怖いよね。ほんとですね。
もうちょっと やってるんだって顔に
なってほしいよね。ハハハ!
今度は哺乳類の世界
カンガルーのカップルです。
おっと オスが いきなり
ムキムキ自慢を始めました。
視線の先には… ライバルのオス。
じわじわと近づいてきます。
それ以上 近づくんじゃねえ!
ハハハハ!すごい。
構わず 距離を詰める ライバルオス。
そっちがその気なら相手になるぜ!
見合って 見合って!
無制限一本勝負 始まりました!
まずは パンチの応酬だ!
こら! こら! 今度は蹴りだ!
戦いは 一方が戦意喪失するまで
続きます。
そう 哺乳類の世界では 強いオスだけが→
メスを獲得できるイメージ ありますよね。
そうか…。
しかし 中には そんな力任せの争いを放棄した哺乳類もいます。
オーストラリア南西部の乾燥地帯
フクロミツスイです。
体長 僅か5cmほどの
世界最小クラスの有袋類。
その名のとおり
花の蜜を吸って 生きています。
カワイイ!
でも このフクロミツスイ→
実は 哺乳類で最大の
あるものを持っています。
それは→
睾丸です。
何とも ご立派!
ク… クジラより精子が大きい!?
実は これこそ 彼らの生存戦略。
フクロミツスイのメスは 繁殖期に→
複数のオスと交尾をします。
競争するのは オス本人ではなくメスの体内に入った精子。
いち早く卵に たどりつくべく
強くて大きな精子を作るよう→
進化してきたと考えられています。
実に ユニークな戦略。
フクロミツスイさん カワイイ顔して
なかなかのツワモノですなあ。
あ~ すごいねえ。
「すごい求愛」 最後の舞台は東京近郊の冬の渓流です。
こちら ナガレタゴガエルの求愛は
いわば 待ち伏せ型。
オスは 水の中で メスがやって来る瞬間を
ひたすら待ちます。
メスが やって来ました!