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2020/01/05(日) 19:30〜20:00 ダーウィンが来た!「今年の主役 干支(えと)のネズミを大特集!」[解][字]


いいとこあるから じゃあ次は 何で…
これを教えてあげるから。

はい。
子孫繁栄の象徴と言われるネズミ。
ネズミといえば 子だくさん。
「ねずみ算」という言葉もあるように
次々増えていくネズミの仲間は→
まさに子孫繁栄の象徴です。
この旺盛な繁殖力で南極以外 全ての大陸に進出し→
多様な進化を遂げました。
ネズミの仲間 げっ歯類はなんと世界に2,600種。
哺乳類の半分近くを占める
一大勢力なんです。
そんなネズミの仲間の中から→
えりすぐりの スゴいネズミたちをご紹介しましょう!
まずは…
木の幹から顔を出しているのはモモンガ。
体長は15cmほど。 かわいいですね~。
モモンガが「空飛ぶネズミ」と言われる理由は…→
ジャンプ!


森の中をスイスイ!
なんと 100m以上
飛び続けることもできるんですよ。
速いな。
速いね。
でも 一体 どうやって
飛んでいるんでしょう?
まず ジャンプと同時に
体の膜を思いっきり広げます。
あの膜がスゴいね。
こうすることで 空気を受けて浮力をつけるんです。
飛行中は体の傾きを変えることで
方向をコントロールします。
へえ~ パイロットだ。
この独特な飛行術のおかげで無駄な体力を使わずに→
遠くの木まで
楽に移動できるというワケです。
かわいい~!
続いては…
さまざまな肉食動物が かっ歩する…
この弱肉強食の世界で驚きの進化を遂げた→
ネズミの仲間がいます。
ヤマアラシです。
あ トゲがね。
特徴は 背中にびっしり生えた針です。
この針 毛が変化したものなんですが
とんでもなく頑丈にできているんですよ。
どれほど硬いかというと…。
アルミ缶をいとも簡単に貫きます。
この針が ヤマアラシを

敵から守ってくれるんです。
後ろからやって来たのは
大きなハイエナ。
獲物を見つけると
どこまでも しつこく追い回す→
執念深いハンターです。
ヤマアラシに そっと近づいたその時です!
ヤマアラシが背中の針を逆立てて威嚇。
すると ハイエナはスゴスゴと退散。
ヤマアラシは
全身に針の鎧をまとうことで→
厳しいサバンナで
命をつないできたんです。
知ってんだね。
「あのトゲ やべえぞ」って。
続いては…
そのネズミが こちら。アメリカの森に暮らす ビーバーです。
体長は1m 体重20kg。
ネズミの仲間の中で最大級の大きさです。
早速 大工仕事が始まりましたよ。
歯でかじって枝を一瞬で切り落とします。
下の歯は まるで
ノミのような形をしています。
上の歯で木を固定して
この下の歯で削っていくんです。
下でいくんだね。
削るんだ。
直径50cmもの大木を
切り倒してしまうことだって→
できるんですよ。

ビーバーが…
自分で切った木材を
川の中に運んでいきます。
わ~ スゴい!
力ありますねえ。
こうして次々に積み重ねて
川をせき止めてしまうんです。
ダムは大きなもので幅数百メートル。
10年以上もかけて大きくしていくといいます。
10年! 気が長い。
どうして こんな手間暇かけて立派なダムをつくるんでしょうか?
ビーバーの主食は川岸に生える植物です。
でも陸上での移動が大の苦手。
なので天敵の襲撃に備え
川のすぐ近くでしか食事ができません。
これでは すぐに植物を
食べ尽くしてしまいます。
この問題を解決するのがダムなんです。
もしダムがないと食べられる範囲は これだけ。
でも ダムをつくると

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ikatako117