2020/01/07(火) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]
2020年今年も賀詞交歓会が
始まりました。
各企業は今年の景気を
どう予想するのでしょうか。
≫日本の企業のトップが集まり
新年の挨拶を交わす
経済3団体の
新年祝賀パーティー。
≫2020年は東京オリンピックという
ビッグイベントを控え
景気がよくなる要素は十分。
しかし、オリンピック後の反動や
増税の影響による
消費の落ち込み
更にアメリカとイランの情勢の変化などの
大きな不安要素も。
日本の大企業のトップは景気の動向を
どう見ているのでしょうか。
まずは子どもの貧困問題解決にも力を入れている人情派
大和証券の中田社長。
≫続いてはオーナーから直接話を聞くため
自ら年間500店舗を回る行動派
ローソンの竹増社長。
≫企業のトップは
今年の景気について
株価は上がり
オリンピック後も安泰と
強気の予想をする人が
多いようですが…。
寺崎≫企業のトップは
景気が上向きとの予想でしたが
一般の方々はどのくらい
実感しているのでしょうか。
≫景気がよくなると考える
企業のトップに対して街の声は景気はよくなっても
生活まではよくならないと
考える人が多いようです。
中には
アメリカ・イラン情勢なども含め
警戒する見方も。
林≫基本的に晴れで注意すべきなのが雷。
林≫各経営者の方々
今年は東京オリンピック・パラリンピックが
あるということで明るく見る方が
多かったんですが、兜町には
今年の干支のネズミにちなんで
こんな格言があります。
子は繁盛。
ネズミ年は繁盛するということですが
本当なんでしょうか?
調べてみました。
こちらは過去100年間の
ネズミ年の1年の
最初と最後の株価を比べて
上がったのか下がったのかを
並べてみました。
1924年からアップアップアップアップと
続きまして。
更には、田中角栄内閣が
発足した1972年からも
アップ、アップと続いているんですが
1996年からはダウンダウンと
ネズミ年の株価は6勝2敗と
勝ち越してはいますが
直近の2回は
負けが続いているんですね。
というのも1996年はバブル崩壊後の
不良債権が膨らんでいきまして
翌年には
山一證券をはじめ
大手の証券会社や銀行が
次々と破綻しました。
そして、2008年はリーマン・ブラザーズの
破綻をきっかけに起きた
世界的な経済危機
リーマン・ショックに経済界が
震撼した年でした。このとき、株価は
4割以上、急落しまして
統計上、過去最低を
記録しているんです。
渡辺≫過去100年で見れば6勝4敗ですけど
直近30年ぐらいで見れば
負け、負けできているのが
子年という感じがしますけど。
大企業の経営者の皆さんは世界情勢の不安定要素などを
指摘する声が多いようですね。
経済部の平元記者です。今年の日本経済ですが
株価はこのあと
どうなりますか?
平元≫勝ち負けでいきますと
どっちなのかなというふうに
なるんですけれど
聞こえてくるのは強気な声。
結果、勝ちで
終わるんじゃないかと。
なかなか、負けのほうという声は
聞こえてこないぐらいなんです。先ほどVTRにあった
企業のトップの方
またこうしたことを分析する
専門家を取材しても