2020/01/07(火) 23:50〜00:35 ブラタモリ「花巻〜花巻はなぜ宮沢賢治を生んだ?〜」[解][字][再]
仲良しになったね。
じゃあ…
その辺りですね…
あるんですか。 行きましょう
石好きになったとかいう…。
というわけで
タモリさんがやって来たのは→
下の畑から ほど近い場所。
賢治の作品を彩る 地質ワールド。
その原点は 一体 何なんでしょう?
おお。結構 勢いよく流れてますね。
こんにちは。
こんにちは~。
鉱物を研究すること60年!
青木正博さん。
実は ここ
岩手県を南北に貫く北上川の河原。
賢治が地質に興味を持った場所なんです。
幼い頃の賢治はここで石を拾うことに夢中になり→
「石っ子 賢さん」という
あだ名まで付けられていました。
ここで遊んでたんですか。 この辺で。
そうなんですね。
そうですね。→
もう見たところ特に変わった砂利でもないよね→
という感じを
持たれるかもしれないんですが→
いろいろと調べてみると…
あぁ~。是非ここで…
はい。
そうです そうです。
ということで ブラタモ体験コーナー!
賢治の子供の頃の気持ちになっていろんな種類の石を拾ってみましょう!
(青木)表面の肌の違い 色の違い。
だんだん重くなってくる。
これも ちょっと紫っぽい。
はい。
あっ あれ 黄土色っぽい。
そうですね。
タモリさん どんな感じですか?
え~ もう こんな感じじゃないかな。
デカいのばっかり とったな!
(笑い声)
なかなか いいの集まってますね。
欲張って…。
2人とも たくさん集めましたねぇ。
どんな石があるのか調べてみましょう!
はいはい…。
ちょっと光りますね。あ~ キラキラしてる!
流紋岩。
安山岩。
これは ちょっと なんか…。
ツルツルですね。黄土色っぽくてといいますか。
そういう岩石は何かというと
チャートです。チャートですよね。
あっ 放散虫の。
チャートですね。
これは 林田さんが
「おっ」という声が出たやつですけど。
ちょっとグリーンっぽいなと思って。
色合いが違いますよね。
(青木)正解です。
蛇紋岩ですね。
(笑い声)
た た… たまらないですか?
タモリさん これ なぜ拾われたんですか?
いや ちょっと…
(笑い声)
これ なんかいいれき岩 いいんですよね。
違う種類のね。
ああ そうですか。
(青木)見かけは地味なんだけれども
いろいろと考えさせてくれるので。
(笑い声)
うわ~! 石から そこまで!?
(青木)いいものを拾いましたね。
さあ タモリさんの鑑定やいかに?
えっ!?
(笑い声)
(青木)人間が作ったものですね。
石でもないですか もはや。
一瞬 琥珀かなと思ったんだけどね。
そう! ちょっと透き通ってて→
お宝発見と思ったんですけど。
これ ビール瓶ですね。
だはっ… ああ…。
青木さんが事前に集めておいてくれたものを合わせると→
石の種類は ざっと このとおり。
マグマの中でできた石英の結晶や→
赤い酸化鉄を含んだ
ジャスパーという石も。
きれいですね~。
石の さまざまな色や形の面白さに賢治少年は引き付けられたんです。
ところで たくさん集まった この石→
実は 大きく2つのグループに分けることができます。
ヒントは プレートの色分け。
タモさん どういう違いか分かりますか?
だから これを見てると…。
これだとか こういうものは→
どっか その辺の上流の…