佐藤さんに告げました。
(大島)えぇ~!
こ… 怖~い!
(大島)そんなに大変なんだ…。
えぇ~。佐藤さん…。
切断…。
80歳の時に。
「もうちょっと悪くなったら 足の切断まで
いくとこだったよ」と言われました。
(大久保)怖い。
ということでしょうね。医学的画像って何かあるんですか?
佐藤さんは 足の血管を撮影すると→
こんなふうになっていました。
本当は ここに3本 ないといけない血管が
写ってないんです。
(大島)太いやつが…。
この赤いところに 健康な人ならば太い3本の動脈があります。
それが 佐藤さんは…。
(大島)うわ~ 1本 うっすらぐらいですね。
(大久保)うっすらになっちゃってる。
ほとんど見えませんよね。
で 代わりに この辺に
もやもやもやもや~っと→
何か ぼんやり見えているのは
細い血管。 これは…
これで 必死に何とか
補おうとしてるんですけど→
間に合わないという状態であることを
示しています。(大久保)すごい人間の力。
ですから 歩きだすと…
ちょっと じっとしてると また上から栄養が下りてくるから 歩きだせる。
あ~ そうか そうか。
そうなんです。 足梗塞は→
太ももや ひざ下などの
足の動脈が詰まる病気。
血流の量が減って
酸素や栄養が行き届かなくなり→
しびれが発生。 足が壊死して→
切断に至る人も年間1万人に及ぶとされています。
更に もう一つ 足梗塞を
いち早く見つけたい理由があります。
足の動脈が詰まっているということは→
全身の別の血管でも同じことが起きる可能性があるから。
実際に 足梗塞がある人は
ない人に比べて→
10年以内に
心臓病や脳卒中で死亡するリスクが→
3倍から4倍にも高まる
というデータがあるんです。
えぇ~。
えぇ?
えっ…。
(大島)えっ!(木村)今?
(大島)何もしてないのに…。
(木村)どうしたの?
(木村)いや でも それは…。
そうね。腰かなとか。病院にわざわざ行かないっていうか。
(笑い)
(大島)足に原因があるとは…。(木村)なぜ帰したんですか。
いやいや… 「なぜ帰したんですか」…。
確かに今 ゲストの人たちが心配するように→
佐藤さんだって 別に その…
自分の頭の中で…
知らないんだから。
ということで 実は検査をやらせて頂きました。
(大島)あ~ リスク…。
ご協力を頂きまして→
これだけの方々の
足梗塞の可能性→
ならびに
このまんまの状態だと→
足梗塞になるぞ という…。
その計測した機械を…。はい こちらです。
はい どうぞ。
(大久保)何だ? これ。
そうです。 血圧計なんですが→
ただの血圧計ではございません。それでは ご覧を頂きましょう。
なぜ これが赤と青に分かれているかが
分かります。 どうぞ。
(3人)ガッテン!
やって来たのは 千葉県にある温泉施設。
体のしんから温まり リラックスした
皆さんの血圧を測らせてもらいます。
お一人目 こちら 60代の男性。
ふだんの血圧は どのくらいですか?
正常範囲内。 自信ありそう!
血圧を測るのに なぜか横になりました。
そして右腕 更には左腕にも
カフを巻いていきます。
…と思っていたら?
そう 更には足にも巻いちゃうんです。
つまり この調査は…
一体 どんな結果が出るんでしょう?
ちょっと緊張しているのか
いつもより高め。
では 足は?
(大島)めちゃくちゃ高い。
なんと 190! 腕より40以上もアップ。
こちらの女性は…。
…と 驚いていたら 全然違う結果も。