先月 番組に奇妙なうわさが飛び込んできた。
何? 「奇妙なうわさ」って。
なんと あるものに加工したこんにゃくが→
飛ぶように売れているというのだ。
ここですね。
情報を寄せてくれたのは
香川県の こんにゃく製造業者。
こんにちは よろしくお願いします。
失礼します。
早速 うわさの人気商品を
見せてもらう。
実は こちらになります。
ええ~!
現れたのは 謎の黒い粒。
そうですね はい。いただきます。
全然 分かんないです。
タピオカ?
タピオカといえば
今 話題のスイーツじゃないか。
うわっ あんな大きいの?
モチモチしたタピオカに甘いミルクティーを組み合わせた→
台湾発祥のスイーツ。
これが若者を中心に大人気なのは→
皆さん ご存じのとおり。
(取材者)週4~5?
(木村)え~ そんな?
それは分からない。
ということは
みんなが飲んでいるタピオカは→
こんにゃくで
できているということか?
えっ 違うんですか?
違います はい。
担当者によれば 本物のタピオカは→
中南米原産の「キャッサバ」と呼ばれる芋の一種から作られるもの。
では 問題のタピオカは
一体 何なのか?
(取材者)タピオカこんにゃく?
(菱谷)はい。
10倍!
はい。
(取材者)100トン!
はい。
笑いが止まらない担当者。
今も注文が殺到し生産が追いつかないという。
しかし…。
一体 誰が 本物じゃない…
真相を探るため 訪ねたのは
都内の飲料メーカー。
こちらがですね…
(取材者)結構 種類があるんですね。
チルドカップのパッケージには
「タピオカ入り」と書いてある。
しかし 裏面を見てみると…。
(取材者)確かに これ「こんにゃく粉」って書いてありますね。
一体 なぜ?
実際に ちょっと見ていただきますと分かるんですけども。
(取材者)ええ~! 何ですか? これ。
見せてくれたのは3日間 砂糖水につけた→
こんにゃく入りと
本物のタピオカを冷凍したもの。
こんにゃく入りは→
3日たっても変化がないのに対し…。
本物のタピオカは ご覧のとおり。
(取材者)あっ!色も大きさも全然違いますね。
しかも 食べてみると…。
本物のタピオカは液体につけておくと→
数時間で 風味が
失われてしまうというのだ。
本当だ。
これではコンビニやスーパーでの販売が難しい。
そこで 飲料メーカーが
目をつけたのが→
こんにゃく入りタピオカだった。
この夏 タピオカブームにあやかって販売された→
こんにゃく入りスイーツは
少なくとも 15種類あることが判明した。
ということで
今日は…
その知られざる物語を
ご紹介します。
所さん!
大変ですよ。
こんにゃくを混ぜたら→
溶けなくなりましたよ。(木村)まあ 確かに。
あとさ…
その味の違いをちょっと 感じてもらおうと…
私 両方 飲んだことあるもんね。
味の違い ないんじゃないの…?
(合原)
青いほうが こんにゃく入りタピオカ→
赤いほうが本物なので。
変わんないと思うよ。
まず 本物の赤いほうから。
こっち? こっちから。
(木村)本物です。
そうだね。
(合原)
こっちが こんにゃく入りタピオカ。→
どうでしょう? 違い。