2020/01/10(金) 19:57〜20:42 チコちゃんに叱られる!傑作選▽キョエちゃん紹介▽月のウサギ▽鳥の卵▽ラジオ体操[字]


(松重)それで 一応 温めて→
自分の この 「おなかの中だぞ」感を
出したとか…。
「おなかの中だぞ」感を出すんだ。
違うのかなあ。(笑い)
さっしー。
(指原)えっ 待って。
パニくった?

(指原)パニくりました。
なんで鳥は 卵を温めるの?
あっ なんで温めるか?うん。
そうか。 全然 違うこと答えてる…。
(指原)それは簡単。
(指原)
そうですよね? そういうことか。
そうねえ。
…ってなったら もう→
えっ ちょっと待って…
分かる。 そういう時あんねん。ものすごい 変なことになってる。
今こそ 全ての日本国民に問います。


きれいな鳥と戯れている方々に聞いてみました。
(指原)どういう状況?
なぜ 鳥が卵を温めるのかも知らずに→
お湯で卵を温めて食べてしまう日本人の
なんと多いことか。
鳥の卵を食べたって
空を飛べるはずもないのに。
ハハハッ!
ほんとですか?
しかし チコちゃんは
知っています。
鳥が卵を温めるのは…→
体が冷えて 気持ちいいから~。
え~?
親鳥が「冷た 気持ちいい」っていうためだけに おるの?
はい。
バカー。
詳しく教えて下さるのは→
4度目の登場動物の生態に詳しい…
鳥の卵は
温めないと成長できませんが→
そもそも 親鳥は そんなことを
知っているわけではありません。
しかも 鳥は
羽毛に体を覆われているため→
そのまま卵を抱えても→
体温が 卵に伝わりにくく温めることができません。
そこで…。
鳥は 繁殖期になると→
胸から おなかにかけての羽毛が

自然に抜け落ちるんですね。
そこの抜け落ちた部分を→
「抱卵斑」と呼んで…
ハゲ…。
この 鳥のおなかに注目。 ここ。
これが 卵を温めるために出来る…
この 羽毛が抜け落ちた部分は血管が枝分かれしていて→
温かい部分の面積が
増えるため→
ここに 直接
卵が触れると→
体温が
伝わりやすく→
卵の成長が
進むのです。
ちなみに 卵の片側が
温まってくると→
卵を転がして 新たな冷たい面を
おなか側に向けて また温めることで→
卵が 均一に成長すると
考えられています。
つまり 鳥が卵を温めるのは
子どもを育てるためというより→
自分の体が冷えて 気持ちいいから。
「気持ちいい」という快感によって卵を育てるよう導く。
愛情ではなく 子孫を残すために→
体にプログラミングされた仕組みだというのです。
(指原)いや それ
愛でいいじゃないですか。
(指原)愛の一種かも

しれないですよね?
粘るね。
ペンギンの羽毛は 保温性が高く→
極寒の地でも寒くないため→
抱卵斑に冷たい卵が当たると→
気持ちいいと感じているというのです。
産卵を終えたメスは→
すぐに 海へ
食べ物を探しに行ってしまうため→
オスが
卵を温めます。
しかし 2週間ほどで戻るはずが
3~4日 遅れると→
オスは…
ん~… で… う~ん でも…
(指原)もう笑っちゃってる。
親鳥は ヒナの口の中の赤や黄色が見えると→
脳が反応し そこに
餌を入れなければならないという→
反射的な行動に出ます。