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山口≫こんばんは。
土曜日の「スーパーJチャンネル」です。
中東での緊張が続く中
自衛隊の哨戒機が
現地へ向け、出発しました。
上山≫その自衛隊が向かう海域では
アメリカの駆逐艦に
ロシアの艦艇が異常接近。
これはイランへの圧力に対する
けん制とみられています。
≫アメリカ軍の駆逐艦に
急接近するロシア軍の船。
これはアラビア海北部で
撮影された映像です。
中東地域を管轄する
アメリカ軍によると
ロシア軍に対し
針路を変更するよう
警告しましたが
ロシア側はそれを無視。
およそ54mにまで
急接近してきたとしています。
アメリカは
一時衝突の危険性があったと
強く非難。
一方のロシアはアメリカ軍が航路を遮ったと反論。
ロシア軍は、先月末
イランと合同軍事演習を行うなど
イランへ圧力を強める
アメリカへのけん制を
強めています。
そんな中、日本では…。
≫今朝
海上自衛隊のP3C哨戒機が
那覇航空基地から
ジブチに向けて出発。
来月2日には
護衛艦「たかなみ」が
横須賀から出港する予定で
ホルムズ海峡など
緊張が高まっている場所を避け
アラビア海の北部などで情報収集を行うとしています。
去年の末
派遣を閣議決定したときと比べ
中東情勢の緊張度合いは
増しています。
それでも自衛隊を派遣するのは
なぜなのでしょうか。
≫これに合わせ、安倍総理も
中東3か国を訪問するため
日本を出発しました。
その中東イランで新たな動きです。
乗客・乗員176人が乗った
ウクライナ航空機が墜落し全員が死亡した事故で
イラン軍が撃墜を認める声明を
発表したのです。
≫墜落当時、アメリカが駐留する
イラクの基地に
攻撃をした直後のことで
アメリカ側が反撃を警告していたため
最高レベルの警戒態勢を
取っていたとしています。
その状況で
イラン軍の防衛システムが
ウクライナの航空機を
敵と誤認したとしています。
イランが安全保障や
国防などに関する主張を
撤回するのは
極めて異例だということです。
山口≫中国の武漢で多発している
新型ウイルスによるとみられる肺炎で
初めて死者が出ました。
このウイルスは過去2度、大流行しました
SARSとMERSと
同じ種類なんです。
いずれも700人を超える
死者が出ました。
上山≫特にこの2003年の
SARSのときには
日本が感染源の中国に
近いこともあって
成田空港などは
大混乱になりました。
今回
どの程度の感染力があるかは
まだ不明ですが
今後、中国の大型連休春節を控えていて
大量の人が移動することに
警戒が強まっています。
山口≫武漢市の保健当局は
肺炎を発症した41人のうち
1人が死亡したと発表しました。
7人が重症です。
中国メディアによりますと
死亡したのは
61歳の男性で
重い肺炎のために入院していましたが
9日に呼吸が弱まり