チャレンジする姿。
そんな福山さんには
シリーズを通して→
伝えたいメッセージがあります。
マダガスカルの旅では焼き畑によって→
多くの森が消失している
現実に直面しました。
人間が
マダガスカルへ渡ってきたのは→
およそ2,000年前。
次々と森を切り開き焼き畑を始めました。
その結果 本来の自然の90%が
失われてしまったといいます。
訪ねたのは 炭を得るために
森を伐採した場所。
炭は 電気やガスを使えない地元の
人にとって欠かせないものです。
こういうの燃やして 炭を。
そうですね。
ふ~ん… マダガスカルの人々の
生活を支える→
生きていくためには
必要不可欠な材料ですね。
マダガスカルの人に これ
「炭を作っちゃ駄目なんですよ→
動物たちの居場所が
なくなってしまって→
動物たちが 生きられなくなって
しまいますから→
やめて下さい」と言う権利は
誰にもないですよね。
福山さんは 問い続ける事が
大切だと考えています。
こちらは スリランカを
訪れた時の事です。
おおお…。
やばっ! あれ あれ?
野生のゾウが
三輪バイクに近づいています。
「危ない!」と思った次の瞬間→
思いがけない展開が待っていました。
果物を…。
あげてるの?それは…。怖くないの?
なんと
ゾウにバナナをあげるため→
バイクを止めていたのです。
スリランカではゾウは神聖な動物として→
大切に扱われてきました。
おお… おお…。
ここは 世界でも指折りの
アジアゾウの楽園。
あ~ 飲んでる 飲んでる。
北海道より小さい島に実に5,000頭が暮らしています。
ところが近年
人口の増加とともに→
ゾウとの関係は
微妙になってきています。
村に 野生のゾウが出没する
トラブルが→
後を絶たないのです。
鋭い嗅覚で 食物倉庫を嗅ぎ当て→
中にある米を食べてしまう事も
しばしばです。
訪ねたのは 最近
ゾウに襲われたという村です。
これが ゾウに壊された家ですか?
やはり 米を食べられてしまったといいます。
また ゾウが来る可能性が
ある訳ですよね。
おかあさんは どういうふうに
思われてるんですか?
限られた土地の中で 人とゾウが
せめぎ合うスリランカ。
そこには
私たち人間が直面している→
地球の縮図がありました。
人と自然は一体 どのようにして→
折り合いをつけていけば
いいのか?
福山さんが問い続けるテーマです。
そして 今 福山さんが→
新たな旅に乗り出しました。
その最初の地として選んだのがカリブ海です。
目指しているのは
巨大ザメへの大接近。
もっと近づいていいもんなのかな。
どんどん近づいて…。
福山さん ジンベエと水中での競演
期待してます!
現在 まさに取材中の
第3シリーズ。
新たに5か所を訪ねる予定です。
そのラインナップをざっと ご紹介しましょう。
メキシコ・ユカタン半島。
古代のサンゴがつくり出した神秘的な泉と水中洞窟。
半島の沖に広がる カリブ海に
集結する→
巨大魚たちの謎に迫ります。
南米・アンデス山脈。
鏡のような湖と