2020/01/13(月) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]


2000円近くになってしまうんです。
ステーキとしては
お手頃かもしれないんですが
やはり、立ち食いで

1食2000円というのは
ハードルが高い。
当初は頻繁に多く足を運んでいたお客さんも
次第に
離れていったんじゃないかと
渡辺さんはみていますね。


渡辺≫山崎アナウンサーがファンですね。
山崎≫僕は月に1~2回
行っていたんですが
確かに言われてみれば
前に比べて
人が少なくなってきたなと。
前はもっとにぎわっていたなという感じがしますね。
あと、それ以上に
店舗が増えたというのは
僕も感じましたね。
林≫価格と同じなんですけども
いきなり!ステーキに限った
話じゃないんですが
去年、消費増税をしましたが
消費増税によって
10%になってしまった。
これによって
更にお高い印象を
持ってしまったんじゃないか
客離れに
拍車をかけたんじゃないかと
渡辺さんは指摘しています。
渡辺≫価格の感じ方の変化というのは
当然、消費増税に
影響があるでしょうし。それだけ
消費者の財布のひもが
ちょっと固くなっているという
傾向は出ているわけですよね。
林≫8%から10%ですから
そこは大きいと思います。

そもそも、人口が減っている中で外食の縮小は
仕方がない部分はあると
渡辺さんは話しているんですがそんな中で外食産業が
生き残るために鍵となるのが
中食対応なんです。
この外食とは
対照的に軽減税率が適用される
宅配に
人気が集まっているんです。
消費者にとっても
2%というのは大きいようで
家計調査を見てみましても
外食が去年9月から10月以降
下がっているのに対して
お弁当や総菜など
調理食品というのは
上がっているんですよ。
実際に
こうして数字にも出ています。
どうですか?紀さん。
紀≫比べるとやっぱり買って帰ろうかなという
気持ちにはなりますよね。
その場で食べるよりも。
渡辺≫僕なんかは
土曜日、日曜日に
デパートの地下食へ
よく行くんですよ。
夕方の時間帯になると
お弁当売り場に
たくさんお客さんがいる。

しかも、例えば、お刺し身とか食材もそうなんだけど
ある時間になると
みんな20%引きとか
半額っていう
シールを貼るんです。
山崎≫僕のお母さんも
それを待ってました。
渡辺≫シールを貼るまで
みんな待ってる。
ちょっと時間つなぎで
ほかのところをぐるっと回って
貼る時間ぐらいになると
集まってきて買ってるという。やっぱりそれは
当然、生活防衛としては
そうですよ。
給料が上がらない収入が増えない
負担が増えている中で
やっぱり皆さん
賢くなっているわけですよね。
林≫積み重ねていくと
大きくなりますからね。
この中食というのはますます
需要が伸びると
見込まれているんですが
実際、いきなり!ステーキでも
一部の店舗で
デリバリーサービスを
始めているようです。
出来立ての温かい状態でいかに届けられるかが
外食産業の課題になってくると