2020/01/13(月) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]
午後4時から午後10時まで
外来の診察も行っているが
真夜中であっても
救急搬送を
ほとんど受け入れる。
そんな救急クリニックの
激動の一夜が始まる。
午後7時、この日最初の
救急搬送の受け入れ要請だ。
患者は、38度近い
熱があるという48歳男性。
ふらついて、自宅の階段から落ち
頭を打ったという。
原因はなんなのか。
すぐさまインフルエンザの検査。
同時に、頭部に異常がないか
CT検査を行う。
≫診察にあたるのは
かつて埼玉医大高度救命救急センターで
医局長を務めていた
上原淳院長。
高度な救命救急センターの
負担を減らすため
あえて夜間に軽症患者を
受け入れている。
≫幸い
脳に異常は見られないようだ。
≫更に、レントゲン検査で
頸椎などに損傷がないか確認。
頸椎の捻挫は確認されたが
損傷はなかった。
ふらつきの原因は…。
≫診断は、起立性低血圧。
脱水症状も見られるため
点滴をしてから
帰宅することに。
すると…。
≫すぐさま次の救急搬送要請だ。
患者は、5歳の女の子。
夕食後、激しい腹痛を訴え
嘔吐したため
119番通報したという。
≫腸閉塞などの恐れがあるため
更に検査を行ったところ…。
≫上原院長の診断は胃腸炎。
整腸剤と吐き気止めを服用し
帰路に就いた。
その直後、またしても救急車が。
搬送されてきた患者は命を脅かすほどの
重症であった。
患者は72歳の男性。
自宅で
20cmほどの椅子の上に立ち
作業をしているときに
バランスを崩し、後ろに倒れ
首を強く打ったという。
≫すぐにCT検査を行うと…。
≫男性は、4年前
首を痛め
金属で頸椎を固定していたのだ。
≫固定されていない脳に近い頸椎が
骨折していた。
病状を聞きつけ外来患者を診察していた院長が
駆けつける。
≫クリニックでは治療できない重症のため
埼玉医大
高度救命救急センターへ
転送を依頼。
≫症状が悪化すれば呼吸ができなくなり
死に至る可能性のある重症患者。
なぜ、ここへ運ばれてきたのか。
≫続いて搬送されてきたのは
86歳の女性。
高齢者施設内で
つかまり歩きをしていたところ
転倒したのだという。
≫転んだときに左のおでことあごを切っていた。
≫あごを4針、おでこを2針
縫合し
1時間ほどで帰路に就いた。
午後10時40分67歳、女性。
スポーツジムで頭痛を感じ
ふらつき、嘔吐をして
119番通報したという。
≫すると…。
別の搬送要請だ。
受け入れを了承しつつ
先に搬送された女性の
容態を確認。
≫血圧が高く
脱水症の疑いがあるため
吐き気止めなどを点滴し
様子を見ることに。
そこに搬送されてきたのは
42歳男性。
左の背中から下腹部にかけて
激しい痛みを感じているという。
≫エコー検査を始めて
15秒ほどで…。
≫一方、スポーツジムから