2020/01/14(火) 14:00〜14:10 NHK高校講座 あらためまして ベーシック国語「詩を読む」[字]

(ベル)
♪♪~
はい おはようございます。(オウム カレン)おはようございます。
今日は え~ 詩を読む事。
うん。この間 あの…→
谷川さんのお宅へ伺いましたよね。
はい 行きました。
行ってきちゃって。
行ってきたんだよね。
行ってきました。
あの時に…
え~!
そうなんです。
それでは え~…
はい。よろしくお願いします。
お~。
わあ~…
はい。
はい。
これがカレンさんの… 詩ですね。
そして これが…
こちら読んで。
「夜 働く人もいる君が夢を見ている間に」って→
何か そこが
当たり前のようで…。
うんうんうん。
うん。
でも 夢を見ている間に
働いてる人がいる。
…思って。


谷川さんも おっしゃってたけど詩っていうのは…
へえ~。
そうだね。ないんですよね~。
なるほどね~。
今日は 谷川俊太郎さんの詩を→
言葉に注目して読んでいきます。
それでは 詩を読み解くヒントを→
学んでいきましょう。
これ 対句だよね。
「ほんとに大事なものは」
「ほんとに大切なヒトは」→
「何でも誰でも」。
まあ「ほんとに」「ほんとに」→
…で これとこれが
ペアになってる。
対句になってるよね。
…で→
「あるだけでいい」
「いるだけでいい」。
「あること いること」が
大切なんだよという事です。
「あること いること」が大切だ
という事が→
対句で表現されています。
「朝」「昼」「夜」→
そして そうだね 「働く人がいる
君が夢を見ている間に」。
そう 今 カレンさん おっしゃった→
「君が寝ている間に」じゃないんだよね。
そう! 「夢を見ている間に」って…


ねえ 面白くも何ともない。
でも こっちが夢を見てる
それも 君が夢を見てる。
でも 大切な人は働く人がいる
っていう事だよねって。
友だちがいる。
曇ってても晴れてても→
僕らは まあ 曇ってるか
晴れてるか分かんないけど→
でも 空はあるんだよね。
その上に。 見えないけどね。
それがあるから いいんだ。
「空がある」「友だちがいる」→
「働く人が
いる」→
それが
あるからいい。
そんなふうにも
読む事ができますね。
「キノコ」「クラゲ」 これ何だと思います?
(金田一 オウム)ハハハハ。そうだよね。 …で→
人間やめてもいいんじゃない?
でもさ そしたら… 何…
何だろうな?
動かない? うん。
難しい事 考えそうもないよね。
ハハハハ。
単純な。 すごく こう シンプルなもの
単純なものなんだけど→
クラゲも

自分で あんま泳がないでしょ。
こう ただただ 漂ってる。
うん うん うん。
キノコも
ただ そこにぽこっといるだけで。
あの~ タヌキとかキツネみたいに…
そうやって 人間やめてもいいんじゃない? たまにはね。
静かにしてたら どうだろうか。
動かないでいる。
もう ただただ いるだけでいい。