「8…」 わ~っと逃げる。
(笑い声)
はあ~。
やってまいりました。
振り返って頂きますと いよいよ。おお~。
うわ~。
すごいよね これ。
更にですね…
あ そうですか。白いだけじゃなくて?
白いだけじゃないんですよ。
向こうから見て頂きますと→
それが よく分かりますので
そちらに まいりたいと思います。
はい。
この辺からですね ご覧頂きますと…。
まさに そこであります。
これは ちょっと ないですよね。
タモリさんが気付いたとおり→
大きな天守の周りに小さな天守もそびえていますよね。
実は このことが
江戸城との関係を知る上で重要なんです。
一体どういう構造になっているのか
天守の中に入って確かめてみましょう!
入れて頂きます。
(林田 タモリ 千田)ありがとうございます。
(板戸をずらす音)
おおっ!? びっくりした。
♪♪~
え~!大変な複雑なことになっています。
あそこから入ってきたわけですね。
で こっちへ こう来るわけですね。
ぐるっと回って… というとこですね。
こっちが小天守→
それが大天守。
はい 大天守です。
つながってるんですね 全部ね。
そう。 大きな天守と小さな天守は「渡櫓」と呼ばれる廊下で→
それぞれ つながっているんです。
こうした天守は「連立式天守」と呼ばれ→
最強の守備力を誇りました。
実はですね 家康の頃の江戸城がどんなふうだったのかっていうのを示す→
「江戸始図」が 最近 見つかりまして。
多分 この一番大きな四角が…。これが そうですかね。
大天守と。
それだけではなくて実は こちらにも こう四角の。
あ~ ありますね。
ここも ちょっと四角くなってて。
それをCGでですと…。
これになるんだ。
ああ こういうふうに。
今の姫路城と見比べて頂きますと→
こういう形になりまして。
う~ん 似てますね。
ほんとですね! え~。
似てますよね~。う~ん 似てるよね。
(笑い声)
真っ白な色 そして連立式の天守を備えていた家康の江戸城。
同じ特徴を持つ姫路城は→
見分けがつかないくらいそっくりだったんですねぇ。
でも 江戸から遠く離れた姫路に→
なぜ これほどそっくりな城があるんでしょう?
その謎を解くため タモリさんは
姫路城から南へ5km→
飾磨と呼ばれる港町へやって来ました。
♪♪~
ん? なんか この道 古そう。
はい! この道はですね…
建物も古いですね。
はい そうですね。
ん?
おっ いいとこじゃないですか。
こんにちは。
大谷輝彦です。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
姫路市で文化財の担当をしている大谷輝彦さん。
姫路の歴史のエキスパートです。
これ ちょっと古そうですね。そうですね はい。
早速 こちらの絵図を
ご覧頂きたいんですけれども。
これ これですね。
そうですね この川なんですけど。
こう行ってますね。
はい。
こう上がりますね。
はい。
ひょっとして…
そのとおりです。
タモリさんが見つけた川は→
海からの物資を城下まで運ぶためのもの。
飾磨は…
ですけれども こちらのですね…
あ~ そうですか。
(大谷)こちらの絵図をもう一度 見て頂いて…
町が出来てますよね。
はい。
これ何ですか?
(大谷)なんか不思議な。これ 不思議ですね。
L字形の堀が描かれた
なんとも不思議な島。
実は この島こそ→