さんずいなのかなぁって。
ちょっと
考えてみました。
大きいものについていると。
なるほど 面白いな。 ふ~ん。
新しい発見ですね。
あの… 「滝」っていうのは水でできてるでしょ。 ねえ。
水が落ちてるのね。
「沢」っていうのは…。
「沢」って…。
「沢」っていうのは→
山の中の川の事なんです。
えっ?
すいません。 そうなんです。
「滝」も「沢」も水に関係があるんだって。
だから この「さんずい」
っていうのは水の意味なんです。
確かに!
「水泳」の「泳」の字。
ああ なるほど!
そうだ!
すごい。 すぐに もう気付くね
そういうところ。
これも そうだよね。
はい。
他に思いつくのある?
あと…
あれは 水で洗うから
清潔なんじゃないんですか?
なるほど~。
手洗い…
お~ ほんとだ。
洗う。
あとは…。
「洗う」 これも 水 使うよね。
そうです。 あと 「溝」。
「溝」?
あるね。
お~。
あれも 「水の溝」とか
言うじゃないですか。
そうそう そうそう…。
流れる所。あれも 水が流れるよね。
じゃあ これからはですね
漢和辞典。
「漢和辞典」?
っていうのを使ってもらいます。
大きい。
いいねえ。
ちょっと もう 漢文の勉強っぽく
なってきたね カレンちゃん。
ちょっと 開けて見てごらん。
いいですか?
はい どうぞ。
面白さ違う!?そうなの?
そう。 これ 難しいよね。
あいうえお順じゃないんですよ。えっ?
国語辞典は
「あいうえお」で引いたでしょ?
でも これはね…
一番最初の所に部首索引ってとこ。
「部首索引」?
あっ これだ。あるでしょ。
読み方の分からない漢字は→
部首の画数から引く→
部首索引が便利です。
では 「滝」を引いてみましょう。
さんずい偏は
何画だか…。
三画。
そうだね。
画数が三画の部首の中で
「さんずい」を探しましょう。
見つかったら
「さんずい」のページへいきます。
次に 部首である「さんずい」以外の
画数に注目します。
「滝」の場合は 十画。
同じ部首内では→
漢字は 部首以外の画数順に
並んでいます。
部首以外の画数が 十画の「滝」。
カレンさん 見つかりましたか?
どこだ…?
難しい?はい。
難しい?
十画だよ。
ここ「四」って書いてあるでしょ。
だからこれの「十」って所 見てごらん。
あっ…
たまたまあった。見つけた。
漢和辞典では→
「漢字の読み」「意味」「成り立ち」などを知る事ができます。
最後にね
じゃあ カレンちゃんの好きな漢字。
見てもいいんですか?
ああ いいよ いいよ。
引いて… 引いて出す?
引きながら いこう いこう。
好きな漢字。