改めて厚労省内を
取材したところ、ある幹部は
武漢は成田空港に発着する
直行便があるので
警戒はしていたけれども
防ぎきれなかったと
話していました。
先ほどもありましたが
男性は、解熱剤を飲んだ状態で
検疫を通過したわけですが
これについては
予想していなかったと驚いていて
今後も人の往来は増える一方なので
ヒトからヒトへの
感染の可能性が低くても
安心はできないと
話していました。
来週には春節を控え
多くの中国人が
日本に来ることが
予想されています。
今日の会見では
この新型コロナウイルスについて
詳しい特性は
まだ分かっていないとしたうえで
もし感染した場合
インフルエンザウイルスより
重症になる危険性は高いが
SARSやMERSほどではないと
推測されるとのことでした。
今後は疫学調査を行ってこのウイルスの特性や
感染拡大のリスクが
どの程度あるかを
早急に調べるということです。
厚労省は手洗いやうがいなどをして対策をとるほか
過剰な心配はしないでほしいと
冷静な対応を呼びかけています。
渡辺≫厚労省から
岩本記者の報告でした。
ありがとうございました。
林≫天皇・皇后両陛下が即位されて初めての歌会始の儀が
行われました。
その中で眞子さまがお詠みになった歌に
ある言葉が含まれていました。
≫今日は、お二人が天皇・皇后として
初めて臨まれる歌会始です。
今年のお題は「望」。
一般からの応募は
およそ1万5000首で
海外からも
多くの歌が寄せられました。
初めに一般から選ばれた
和歌10首が披露されました。
一般の入選者の最年少は
新潟県の高校生篠田朱里さんです。
≫自身の進路について
親と話した日常のひとコマを
歌にしました。
この様子をじっと見つめていた同級生たち。
≫皇后・雅子さまは17年ぶりに
歌会始に臨まれました。
≫災害による被害に
心を痛めながらも
各地で
若いボランティアたちの力が
人々に希望と勇気を
与えていることを
頼もしく思い詠まれた歌です。
そして、天皇陛下。
これまで
子どもたちが集う学校などを
数多く訪問されてきた両陛下。
子どもたちの将来が明るくなってほしいと
願う気持ちを
詠まれました。
今回のお題の「望」。
熟語にして歌に詠むこともできますが
秋篠宮家の長女・眞子さまは
満月を意味する望月という言葉にして
歌を詠まれました。
≫月にはウサギがすむ。
幼いころに持っていた
豊かな想像力を
いつまでも
持ち続けたいという思いを
詠まれたものです。
学習院大学で和歌の研究を専門にしている
鈴木教授は、こんな印象を
持ったといいます。
≫眞子さまと月といえば…。
≫眞子さまが月に寄せた思いスタジオで更に読み解きます。
林≫令和初の歌会始。
番組が注目したのは
眞子さまの和歌です。
年末まで宮内庁担当の記者で
年明けから「Jチャンネル」の
スタッフになりました
大山智由貴ディレクターと
ひも解いていきます。
大山さんは大学では