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渡辺≫こんばんは。
「スーパーＪチャンネル」です。
昨日詳しくお伝えしましたが
中国・武漢で発生していた肺炎の原因とみられる
新型コロナウイルスに感染した
患者が
日本国内でも確認されました。
林≫厚生労働省は冷静な対応を呼びかけています。
≫感染が確認されたのは
３０代の神奈川県在住の
中国人男性で
６日に日本に戻ったあと
肺炎の症状を訴えて
神奈川県内の医療機関に
入院したといいます。
≫男性も肺炎患者も複数の患者が関係している
中国・武漢の海鮮市場には
行ってないといいます。
現在、男性は症状が軽くなり
神奈川県の自宅で
療養しています。
日本での接触者は調査中ですが
今のところ
周囲で具合が悪くなった人は
いないそうです。
神奈川県の黒岩知事は
県民にメッセージを送りました。
≫ヒトからヒトへの感染の可能性が
排除できない中での
初の日本国内での確認。
政府は総理官邸の
危機管理センターに
情報連絡室を設置しました。
相沢≫成田空港には今日も武漢からの直行便が
到着しています。
≫中国・武漢との定期旅客便が
週に１５便ある成田空港。
検疫を強化し発熱やせきなどの症状がある人は
申し出るよう呼びかけています。
≫一方で武漢から来た中国人は…。
菅原≫男性の感染が
確認されるまで
なぜ、ここまで時間が
かかってしまったんでしょうか。
この男性、実は今月の３日
まだ中国の武漢にいるうちに
発熱などの症状が見られました。
その後、先週の月曜日に日本に帰国してきたんですが
このときに
解熱剤を飲んでいたためか
熱が下がっていたんですかね
空港の検疫に引っかからなかったということです。
実はその後、３つの医療機関を
この男性
受診しているんですけれども
厚生労働省は
患者に対して
こういったケースがある場合には
必ず報告しなさいと
していました。
それが、肺炎の症状が出ていて
しかもそれが重症化している。
更に原因不明の場合には
厚生労働省に報告していました。
ではなぜ、これも時間が
かかったのかといいますと
男性、その日のうちに１つ目の
医療機関を受診しました。
ただ、武漢への渡航歴を
申告したんですけど
やはり解熱剤が効いていたためか
軽症と診断されていて
このときは帰宅しています。
でもまだ高熱が続いていたため
先週、１０日
２つ目の医療機関を受診したんですけど
レントゲン撮影によって
肺炎の症状が出ている
更に高熱ということも
分かったんですが
この段階ではまだ
詳しい検査の結果が出ていなかったので
原因不明とまでは
いえなかったということで
このときにも
まだ報告はされていません。ようやく、おととい
その後、入院していた３つ目の
医療機関で原因不明の
重い肺炎の症状があるとして
厚生労働省に
報告されたという経緯でした。
渡辺≫厚生労働省担当の岩本さん
今、説明しましたように
解熱剤を使って
熱が低い状態で入国している。
盲点だったと思うんですが
厚労省は
どう受け止めていますか？
岩本≫会見を受けて