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2020/01/16(木) 23:20〜23:35 ニュースきょう一日 安全技術普及で自賠責保険料値下げへ 任意保険は…[字]


伝えています。
保険料が大幅に引き下げられる

見通しとなりました。
自動車やバイクを持つ人に
加入が義務付けられている
自賠責、
自動車損害賠償責任保険。
金融庁は
ことし4月からの保険料を
16パーセント程度
引き下げる方向で
議論することにしています。
自賠責は交通事故の被害者や
遺族を救済するため
法律に基づいて
加入が義務付けられています。
今回3年ぶりに
保険料が引き下げられる
見通しとなりましたが
背景には何があるのでしょうか。


その1つは安全技術の普及です。
自動ブレーキの技術や
アクセルとブレーキの踏み間違い防止の技術など
車の安全性能が向上。
死亡事故や重い障害が残る事故も減っています。
交通事故は2004年の
およそ95万件をピークに減少が続き
去年はその4割程度にまで
減っています。
こうしたことを背景に
最近各保険会社が契約者に支払う
保険金も減少。
過去5年間で
12パーセント程度
減っているといいます。
つまり、交通事故が減って
保険会社が払う保険金も減ったため
自賠責の保険料の引き下げが
検討されることになったのです。
では私たちが支払う
保険料は具体的にどれぐらいになるのでしょうか。
現状は一般的な2年の契約で
乗用車だと2万5830円。軽自動車が
2万5070円です。
これが16パーセント程度引き下げられれば
2年でおよそ4000円
安くなります。
一方で気になる数字もあります。
車の修理や故障などを保障するために
任意で加入する任意保険。

こちらの保険料は
逆に引き上げられているんです。
自動ブレーキなど
車の安全性能が向上したことから
複雑な技術も増えていて
事故が起きたときの
修理にかかる費用が
増えているためです。
大手損保各社の
自動車保険の保険料は
1年で2000円ほど
引き上げられています。
審議会では今月中に
自賠責保険の最終的な下げ幅を
決める方針です。
事故が減れば保険料も
安くなります。
安全運転を
心がけていきましょう。
さらにニュースです。
森林火災が続くオーストラリアで
消火活動などを支援するため
日本政府が派遣した
航空自衛隊の輸送機と隊員が
南東部のニューサウスウェールズ州に
到着しました。
オーストラリアでは
南東部を中心に
各地で森林火災が続いていて
去年9月からこれまでに

28人が死亡し
焼失面積は1000万
ヘクタール以上に達しています。
被害が拡大し続けるなか
オーストラリア
政府からの要請を受けて
きょう午後、日本政府が
国際緊急援助隊として派遣した
航空自衛隊の輸送機2機と
隊員およそ70人が
南東部の
ニューサウスウェールズ州にある
オーストラリア空軍の基地に
到着しました。
援助隊は今後被害が大きい
ニューサウスウェール州のほか。
ビクトリア州や
南オーストラリア州で
消火や救助活動に使う物資や
現地の消防隊の輸送に

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