2020/01/18(土) 08:15〜09:00 チコちゃんに叱られる!「水滴『ぽちゃん』の謎・スーツの襟の穴・国語って?」[字]
はい。
波紋が ふわ~っと広がりますね。
どんな音がする?
水滴の ぽちゃんって
なんの音?
おい…。
おい おい おい。
え?
(森山)すげえ~。
おかしなこと聞くねぇ。
これは あれかい…
プレーって何?
接触プレーというか→
水という物質と そのまた 水…→
ですよね? また水面やから。そうね 水対水。
え~っと…
うぅ~ん…
キャー!
「戻る」という言い方はステキね。え?
音は もう…。
じゃあ 直太朗ちゃん?いやぁ~ でも→
なかなか そんな
考えたことないですもん。
水滴の「ぽちゃん」って何なんですか?
あ!いいんじゃない?
みなもが割れる音か!
なんだよ!え~?
(笑い)
(島崎)なんか惜しい感じしたのに~。
ダメか~。
(森山)だったらもう…
今こそ 全ての日本国民に問います。
心地よい汗を ぽちゃん ぽちゃんとたらしている方々に聞いてみました。
この方にも…
そのたんび現場が止まるやんか。
こわ~い。
(森山)身も蓋もないよ。
水滴の「ぽちゃん」が
何の音なのかも知らずに→
「携帯をトイレに
『水ぽちゃ』しちゃったわ」だの→
「ゴルフで『池ぽちゃ』しちゃった」だの
ぽちゃぽちゃ言ってる皆さん→
正しくは「ぽちゃ」ではなく
「ぽちゃん」と鳴っています。
しかし チコちゃんは
知っています。
水滴の「ぽちゃん」という音は…→
100年間 世界中の科学者の間でずっと謎だったけど→
「ぽちゃん」ではなく
「ぽ」と「ちゃん」であることが→
ついこの間 やっとわかった~!
(森山)超長いな!
長いですよ。
え? どういうこと?
長いけど これから→
何回か こすりますから このことばを。(笑い)
「ほとちゃん」みたい…。
オゥ アリガト!詳しく教えて下さるのは→
97人ものノーベル賞受賞者を輩出している
イギリス ケンブリッジ大学で→
今回 世界で初めて
「ぽちゃん」と音が出る仕組みを解明した…
気泡なんだって。
多くの方々が 水滴が水面にぶつかる時にしている音と思っていた「ぽちゃん」。
この音が鳴る仕組みは 100年以上前から
研究されていたそうですが→
一体それが どのようにして
聞こえているのかということまでは→
分からないままでいたのです。
それが おととし 2018年→
教授たちの手により解明されたのです。
教授が友人の家に泊まった際…
身近な疑問から生まれた
世紀の大発見を→
教授ご自身に解説して頂きます。
まず水滴が水面に向かって落ちていきます。
えっ…
次に 落ちた水滴の重みで水面がへこみます。
そのへこみが閉じ始め
閉じる前に気泡ができます。
この気泡が振動して
「ぽちゃん」と鳴るんです。
教授 ちょっと言いにくいのですが
さすがに…
そこで こちらも負けずに より細かく…
教授に確認して頂きました。
いいですね!
ここまでは音は出ていません。
気泡が分かれた この瞬間に
「ぽちゃん」の音がしていると→
教授はおっしゃいます。
う~ん…
我々の論文に付けた動画を見れば
理解しやすいでしょう。
えっ…
教授 最初から そちらでお願いします。
それでは ご覧頂きましょう。
アヌラグ・アガルワル教授らが捉えたぽちゃん発生の映像。
気泡が生まれる瞬間です。