なお こちらは→
水滴が水面に落ちる瞬間を
水面より下から見た映像。
今 水滴が落ちて→
水面にへこみが発生しているところです。
すぐに水面のへこみは
元に戻ろうとします。
ここで へこみの底が
平らになりました。
それと同時に
気泡が生まれようとしています。
気泡が生まれました。
この気泡が水面から切り離された時→
「ぽちゃん」と鳴るんです。
「ぽちゃん」の音は 気泡がへこんだ水面から切り離された瞬間に→
生まれることが分かったのです。
教授が言うには水滴の重みで水面が引き伸ばされ→
更に ちぎれるように気泡ができます。
この時 最初のいびつな形が球体になろうとすることで→
その表面は
グニャグニャと大きくたわみます。
そのたわみから生まれた振動が
水面にも伝わり→
我々の耳にも音として届くそうです。
ただ この映像…
スロー動画のみです。
それは…
ということで アガルワル教授たちの
論文を検証している→
筑波大学の京藤教授に→
音の鳴る瞬間を撮影して頂きました。
(取材者)こちらが実験設備ですか?
(新堀)はい そうです。→
こちらの騒音計を使って
空中に放射された音を取得して→
で こちらのハイスピードカメラで
高精度な映像を撮ると。
じゃあ よろしくお願いします。
はい。
それでは 超スロー映像と共に
ぽちゃんの音を確認して下さい。
(気泡の音)
皆さん 今の音 分かりましたか?
(気泡の音)
これが…
その音声波形データを
見せて頂きましょう。
(新堀)今 赤い線が
空中の音を示していて→
黄色い線が 水中の音を
示しています。→
これが 気泡がちぎれた瞬間で→
それまで音はほとんど出ていませんが→
ここで大きな音を出す。
水滴が水面についてから音が出るまで→
なんと0.06秒!
しかし京藤教授は これだけではまだ「ぽちゃん」ではないと言うのです。
つまり この音は「ぽちゃん」ではなく…。
「ぽちゃん」の「ぽ」でしかないというのです。
では 一体…
それでは 正しく「ぽちゃん」と鳴るメカニズムをご覧頂きましょう。
(気泡の音)
もう一回いくわよ。
(気泡の音)
気泡がちぎれて「ぽっ」という音が鳴るまでは一緒です。
(気泡の音)
気泡が生まれたあと 水柱が立ち→
再び 水滴が生まれ→
水面に再度ぶつかり…。
(気泡の音)
小さな気泡が生まれまた音が鳴っていたのです。
音声データを見てみても…。
(新堀)これが1回目の音。→
で そのあと 0.2秒ぐらい間隔を空けて→
次の もう少し小さくて高い音が出る。
これ…
(京藤)これは… 「ぴっ」という音だと思います。
1回目の気泡が「ぽっ」で
2回目の小さな気泡が「ぴっ」。
と ここまでで
音の違いは分かりました。
が しかし…
そう。 これは まだ…
しかし この「ぽちゃん」の研究…。
(取材者)どういうことですか?
名言です。
ということで…
なるほど。
友達の家 行ってさ今日は焼き肉だって言われてさ→
お肉 ジュージュー ジュージュー
焼くんだけど…
なんだ この家は
ごはん食べないのかなと思ったら…
(島崎)うわ~。
最後に。
お父さん合わせね あるね。
さて岡村 そういうことで 気泡だったの。
で もしかして
ケンブリッジのあの人たちが→
「わかった!」言うて