2020/01/19(日) 01:35〜02:25 NHKスペシャル 阪神・淡路大震災25年▽あの日から25年大震災の子どもたち[字][再]
今 子育て真っただ中の朗さん。
自分の姿を 在りし日の父親と
重ね合わせるようになっています。
幸太くんを度々
海釣りに誘うようになりました。
せやろ 幸太。 全然来うへんやろ?
ハハハ…。
それも含めて 釣りや。
父ちゃんの仕掛けだけちょっと作らせてな。
朗さんは
釣りを 一から父に教わりました。
その優しい姿が
朗さんの心に残っています。
幸太 餌つけるん 見とく? 一回。
父ちゃんが 父ちゃんとやっとる時もこんな餌つけるんなんか できひんから→
王様釣りっていって
餌つけてもらって 投げてもらって→
…で 魚が来たら巻くだけっていう→
王様釣り よう しとった。
…で それが?
いや 多分→
幸太も そうなるんやろな
って思って。
震災から25年。
自らが親になったことで改めて向き合う 亡き父の存在。
今 父が残した最期の言葉を
かみしめています。
小5 中1 中3
ってね…
あと5年で 父の年齢を越える朗さん。
父が歩めなかった その先を自分の足で歩んでいこうとしています。
大人になり 親になることで変わっていく
震災への思い。
多くの人が そのことを実感していました。
震災の子どもたちの経験は 今→
ほかの被災地でも
受け継がれようとしています。
母と弟を亡くした 長谷川元気さんです。
東日本大震災の被災地を訪ね遺族と交流を続けてきました。
ご無沙汰しとります。 どうも。
宮城県石巻市に住む佐藤敏郎さんの家族です。
次女の みずほさんは→
震災による津波で亡くなりました。
当時 中学2年生だった
長女の そのみさん。
元気さんが 震災のあと 亡くなった母や
弟の夢を見たと話した時のことでした。
例えば 小さくなってったりとか→
どこかに行っちゃったりとか。
そのみさんは 最後に こう尋ねました。
すごくシンプルですが。
いや~ はい フフフ。
そうですね うん。
やっぱり…
まあ でも やっぱり そうですね…
♪♪~
今回 私は改めて 阪神・淡路大震災と向き合うきっかけをもらいました。
震災を経験した子どもたち
一人一人が生きてきた 25年の歳月。
その歩みが ほかの被災地の子どもたちの
励みや道しるべになってほしい。
私は そう強く感じています。
♪♪~
2020/01/19(日) 01:35〜02:25
NHK総合1・鹿児島
NHKスペシャル 阪神・淡路大震災25年▽あの日から25年大震災の子どもたち[字][再]
俳優・北川景子が阪神・淡路大震災の被災体験を告白。当時の小中学生に大規模調査。6割が震災体験を「前向き」にとらえていた。そのカギはどこに。子供たちの25年。
詳細情報
番組内容
神戸出身の俳優・北川景子が阪神・淡路大震災の被災体験を告白。番組では社会心理学の専門家と当時の小中学生600人に大規模調査。専門家も驚く結果が明らかに。家族を失うなど大きな被害を受けた人でも、6割近くが今は震災体験を「前向き」にとらえていると答えた。前向きに転じるカギとして「先生」や「近所の大人」など家族以外の「周囲の大人」の存在が浮かび上がってきた。神戸から全国の被災地へ新たな教訓を伝える。
出演者
【出演】北川景子
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ニュース/報道 – 報道特番