確認されたことと
感染者数の急増もあり

北京では今日になって医療用のマスクが
飛ぶように売れ始めました。
≫感染者数の急増について専門家は
こう指摘します。
≫今後、死亡者の割合も急増すると
更なる警戒が必要だといいます。
渡辺≫なぜ、この週末に感染者が
急増したのか。
拡大の経緯についてです。
林さん、お願いします。
林≫新型コロナウイルスの検出が発表されたのは
今月９日のことでした。
このとき中国・武漢市の保健当局は
１月３日以降、新たな患者は
確認されていないと
発表しているんですね。
それ以降も保健当局が発表する感染者の数というのは
ずっと４１人のままでした。


それが、この週末の間に一転しました。
武漢市が発表する感染者数
１９８人と当初の５倍近くに膨れ上がっていまして
死者も１人増えて３人
そして危篤の患者も
９人に上るということなんです。
更に、北京市で２人シンセンで１人の感染者が
確認されました。
中国全土でみると
新型コロナウイルスの感染者は
２０１人となっています。
渡辺≫発信源は
武漢市ということなんですが
北京から中継です。
千々岩さん、先週千々岩さんが
指摘していましたが
ついに北京でも感染者が
現れました。
この国内での急増の要因は
何があるんでしょうか？
千々岩≫ついにここ北京でも
感染者が
確認されてしまったわけですが
驚きとともに
やっぱりねといった感覚が
広がってるんですね。
もちろん、この週末
この２～３日だけで
一気に感染者が
増えたということでは

ないんですね。
感染していたのに
発表されていなかった患者さんたち。
それから、感染していたのに
しっかり調べていなかったから
見つからなかった
発見されていなかった
患者さんたち。
こうした人たちを加えて
一気に人数が
増えたということになります。
海外でも
これだけ感染が拡大して
更には
国内でも疑問の声が相次ぐ中で
中国政府は
このままではまずいということで
ようやく本腰を入れたわけです。
昨日になって国家の衛生当局が
武漢だけでなく
中国全土に対して調査の徹底と
それから
迅速な情報公開を求めました。
遅きに失してはいますが
いずれにせよ、これによって
一気に発表人数が
増えたということになります。
明日以降ですが感染者の人数
そして感染者が発見された町、都市
いずれも更に増えていく可能性は

十分にあると思います。
渡辺≫ありがとうございました。
こちらの地図はアジアでの広がりを示しているんですが
まず、１７日です。
金曜日にタイでは２人目の
感染者が発表されました。
そして今日、北京で２人シンセンで１人の
感染者が判明。
更に今日午後になって
韓国で、女性１人の感染が
確認されました。
この女性は
３５歳の中国人女性です。
中国・武漢市の在住で
インチョン国際空港の入国審査で発覚しました。
そういう意味ではインチョン空港
よく見つけてくれたと。
水際で見つけることが
できたんですが
現在は病院に隔離されて