なかったという点が
去年、統計不正のときには
きちんと謝った形から
始まりましたよね。
それと全く違うというのはなんなんでしょう。
もう過ぎたと
思っているんですか。
伊藤≫恐らく臨時国会が
終わったあと
時間が少し空きましたから
内閣の支持率もそれほど
下がらなかったということも
あって、ある意味、失礼ですが
逃げ切れるという判断が
もしかしたら
働いたのかもしれない。
今日の代表質問を見ていて
思ったのは
枝野さんの場合は
疑惑の問題を追及されています。
政策課題についても理念的な政策課題を
提起されていました。
玉木さんの場合はIR汚職について40秒。
33分20秒というのは
個別の細かい政策に終始していて
一般の国民から見て
もっと聞きたいことが
あったのにという思いが
残った気がします。
渡辺≫予算委員会で
取り上げるようなテーマが多かった。
伊藤≫予算委員会というか
個別の委員会ですね。
予算委員会だと
もっと大テーマでやる。
恐らく来週
予算委員会は開かれますが
そこでは、疑惑をめぐる問題で
野党と安倍政権側の攻防がもうちょっと激しく
繰り広げられるんじゃないか
という
気がしますね。
渡辺≫そんな中で、去年からずっと続いている問題ですが
桜を見る会の問題に関して
新しい話として破棄したと言っていた
契約書などの文書が
残っていた。
出てきたということですね。
こういう動きがある前の世論調査です。
先週末の世論調査ですが
対応に関して
適切だと思わないという人が
77%。
それから、安倍総理も
国会で説明する必要が
あると思う
思わないという質問に対しては
思うと思う方が59%。
この数字は相当大きな数字だと
私は思ってるんですが。
伊藤≫場合によっては
一部の資料が出てきた
ということでより一層
思わないが
増える可能性もあります。
前にこの番組に
出させていただいたときも
申し上げたんですが
霞が関というのは紙文化ですから
紙の資料が本当にないのか。
現実に紙が出てきていますよね。
渡辺≫伊藤さん
思い出しました。
残っているはずだと
おっしゃっていました。
伊藤≫ですから、もしかしたら
本体、名簿ですね。
何かの一部
あるいはトータルの部分が
もしかしたら
どこかにまだあるかもしれない。
それに対して
政権側がこれ以上調査をしないと
おっしゃった。
それが果たして国民側から見て
もやもやを払拭する
正しい判断なのかと思います。
渡辺≫官僚の
こうした言い訳というのを
過去に何度も目にしてきた。
森友問題も加計問題も
統計不正のときもそうでしたが
こういうものと、我々は
新たにこういうものに
出くわしてしまったということで
この辺りはどうでしょう。
半年間、国会の動向を見るうえで
そこへの厳しい目というのは
必要になると思うんですが。
伊藤≫今度の国会は疑惑の問題が