2020/01/22(水) 23:20〜23:35 ニュースきょう一日 レジ袋有料化 「海の中でも分解される袋」に注目が[字]


46億人の資産の合計を
上回っていたということです。

続いてはきょうから明日へ。
こちらをご覧ください。
一見、普通のレジ袋ですが
間違って海に流れ出ても
分解されて
なくなる素材が
使われています。
愛媛県の企業が開発し
注目を集めています。
プラスチックごみによる
海洋汚染は
今や
世界的な課題となっています。
海に流れ出ると
回収は難しく
生き物が誤って飲み込んで
死ぬおそれがあるなど
生態系に影響を


及ぼすとされています。
国も対策に乗り出し
2030年までに
使い捨てのプラスチックごみを
25パーセント削減する目標を掲げています。
そして、ことし7月からは
全国の小売店に
プラスチック製のレジ袋の
有料化を
義務づけることを決めました。
環境への負荷を軽くすることを目的に生まれた
このレジ袋。
国内最大手のレジ袋メーカー
福助工業が群馬大学と共同で
開発しました。
レジ袋は海の中では
バクテリアによって180日
以内に
袋の9割以上が
水と二酸化炭素に分解されます。
原料はサトウキビや
トウモロコシなど
植物由来の樹脂が使われ
標準的なサイズでは
およそ8キロの荷物を詰めて
運べる強度があります。
現在ベルギーにある国際的な認証機関に対し
海洋生分解の製品として
申請していて、認められれば海の中で分解される
レジ袋としては

世界でも初めてのものとなる
ということです。
メーカーでは早ければレジ袋の有料化が義務づけられる
ことし7月にも
販売を始めることにしています。
価格は従来のレジ袋の
7倍から10倍ほどしますが
すでに複数の企業から
引き合いがあるということです。
プラスチックごみによる
海洋汚染が
世界全体で取り組まなければ
ならない課題です。
日本で生まれた技術で
貢献できればいいですね。
さらにニュースです。
去年5月、大津市で散歩中の
保育園児の列に車が突っ込み
2人が死亡した事故で
過失運転致死傷などの
罪に問われている
被告の女について
大津地方裁判所が
保釈を取り消したことが
分かりました。
大津市の無職、新立文子被告は
去年5月、車を運転中
大津市の交差点で前方を
確認しないまま
右折し、対向する車を

信号待ちの
保育園児の列に突っ込ませ
2人が死亡、14人が
重軽傷を負う事故を
引き起こしたとして
過失運転致死傷などの
罪に問われています。
新立被告は
起訴されたあと
保釈が認められていましたが
被害者側の弁護団によりますと
きょう検察から裁判所が
保釈を取り消し、きょうから
拘留しているとの連絡が
あったということです。
弁護団によりますと
先月、民放テレビの取材に応じ
これまでの法廷の主張と
異なる内容を
話していました。