同じような感じですけれど
でも、素材ですとか
そういうところも…。
渡辺≫赤と白が
上下、逆になっている。
菅原≫上下になっていますが
よく見ると今年のものは通気性と伸縮性が
非常によくなっていて
暑い夏でも
乗り越えられるということに
なっているんです。
ちょっと薄くなっています。
私、夏場だったら、これを着て取材したいくらいです。
ただ踏襲しているところも
ありまして
カメラを使ってお伝えしますが
ボタンの刻印、分かりますか。国旗と五輪が
それぞれ刻印されているんですが
実はこれ1964年当時のものを
踏襲しています。
1964年当時のもの。
素材は違うんですが
ちゃんとレガシーは
受け継がれている
ということなんですね。
林≫こういう細かいところに
残されているんですね。
菅原≫特に
1964年当時のものは
300人以上のものを
手作りだったということですから頭が下がります。
渡辺≫映像で見ると
僕はあの当時はテレビで
見ていたんですが
日本選手団が
整然と歩いて
正面のロイヤルボックスへ行くという
非常に印象的に今でも記憶に残る
シーンを覚えています。
菅原≫開会式というと
赤と白のイメージが
日本は強いと思うんですが
実は振り返っていきますと
いろんな色の組み合わせが
ありました。
例えば、1992年の
バルセロナオリンピックでは上下白だったんですね。
ただ、実は
肩のところに日の丸が
入っていたということです。
そして4年後がアトランタ。
このとき、上、赤のジャケットが
登場したということですが
実はこのあと、2000年から
どんどん変わっていきます。
シドニーオリンピック
なんとレインボーのマント。
覚えてます?
渡辺≫覚えてる、覚えてる。
菅原≫やっぱり大自然
オーストラリアということで
その自然に調和する
カラフルな色を
選んだということです。
サプライズでいきなり
開会式で着たということで
当時、沸きました。
オーストラリアっぽいですよね。
そして続いてユニークなのがアテネオリンピック。
白地に花柄。
シャクヤクの花柄がプリントされたんですが
ケンゾーの高田賢三さんが
デザインした。
カジュアルさや元気さが
コンセプトということです。
そして2008年ですね。
ここで紺色のブレザーが登場しまして。
渡辺≫シックですね。
菅原≫2012年からは
赤と白
2016年も赤と白と
徐々にこの組み合わせに
戻っていったということです。
開会式まで、あと183日。
服装と、どんな演出があるのかそれぞれ注目してください。
林≫今年も
この季節になりました。
村上≫ONE TEAM。
タピる。
今年も流行語を交えた
多くの川柳が集まっています。
≫作品で多かったものは
まず、日本中が熱狂した
ラグビー関連のもの。
≫大ヒットした米津玄師さんプロデュースの
あの曲にちなんだものも。
≫働き方改革が進まないサラリーマン社会に
矛盾を感じることも
あるようです。
≫年号が変わり