今ではこうした技術を持った職人が減り→
もうほとんど作られることがなくなった
貴重なメガネだ。
すごいな!
岡田さんが 一番気に入ったのはこのティアラ形のメガネ。
奇抜なデザインの奥には
繊細なフレームのカッティングや→
ラインストーンを埋め込む
こまやかな職人の技が詰まっている。
フランスの メガネ文化を伝える
価値あるメガネを手に入れた。
続いて ジョエルさんが
案内してくれたのは…。
職人が 手仕事で
メガネを作っていた古い工房。
メガネを研磨する機械や
フレームを作る機械が→
当時のまま 残されている。
200年前から メガネ作りを受け継いできた工房には→
貴重なものが残っているという。
屋根裏部屋には なんと数万点のビンテージメガネが眠っている。
すごい。
メガネの原点ともいえる かつてこの地で作られた ビンテージメガネ。
何としても 新店舗のアイテムに加えたい。
かわいい。
今では もう手に入れることができない
職人が 丁寧に作り上げたメガネ。
よいデザインが見つかるだろうか。
そして…。
太いフレームが多い
ビンテージメガネの中から→
岡田さん 珍しい
細いフレームのメガネを掘り出した。
しかし このフレームだけでは
商品にはならない。
伝統的なメガネ作りを知る 職人夫婦が→
メガネを完成させるために特別に来てくれた。
メガネフレームの生産には
200以上の工程が必要だと言われる。
フレームの型どりから 金具の装着。
そして 耳にかける部品の取り付け。
心地よく かけられるよう
何度も削り 調整を重ねていく。
最後の仕上げは 研磨。
何段階にも分けて 丹念に手作業で磨き独特な光沢を生み出していく。
半世紀の時を経て 現代に届けられる
ジュラのビンテージメガネ。
職人の魂が詰まった唯一無二のメガネを
ようやく見つけた。
う~ん きれい。
再び パリへ戻った岡田さん。
最大のミッションが待っていた。
新店舗を記念した新たなモデルを開発するのだという。
岡田さん
最も信頼する若手デザイナーのもとへ。
業界注目のフランス人デザイナー…
パリの町並みにインスピレーションを受けて→
数々の作品を生み出してきた。
こちらは 「ルーヴル」と名付けられたアーレムさんの代表作。
かわいい。
職人によって 細部にまで彫刻やグラフィックが施された→
アート作品のようなメガネだ。
この日は 新モデルのデザインについて初めて話し合う。
アーレムさんは 自分のイメージを
デッサンに表してきた。
目新しさを 前面に出したデザイン。
でも 岡田さんが求めるイメージとは違っていた。
アーレムさんのデザインに
何を加えれば よいのか…。
そこで 岡田さん
2種類のフランスの伝統的な形→
猫の目のような キャットアイ形と→
上が角ばった クラウンパント形を組み合わせることを提案した。
お互いの意見をぶつけ合い
修正を重ねていく。
どんなフレームに なったんでしょうね。
ねえ。
まだ スケッチしかないんですけど→
ちょっと キャットアイ形で 上と下が少し つり上がってるっていうことと→
この斜めのカットを
それに組み合わせてるという→
クラウンパントのディテールというのも
組み合わせている。
早く見たいね。
うん。
うわ~ すごい!
うわ キラッキラ。きれい!きれい。
埋め込んであるって すごいですよね。
すごい きらびやか。ねえ。
ハハハハハハハハ…!
おっ 何か聞こえてきましたよ!
音楽が鳴ってますね~。
アハハハ…。ハハハハ…。
…っていうか 似合うわ。
似合うね。
アッハッ!
そう 確かに。
ハハハハハ…。
ハハハハ…。
ハハハハハハ。