読レビ

１つではあるんですけれども
動物にも
動物型のコロナウイルスがあるんです。
こういったものが
あるわけなんですね。
ただ、今回は

海鮮市場から、特に患者さんが出たということなので
恐らく海鮮市場で
食用だと思われますが
食用として売られていた
こういった動物に
非常に濃厚接触。
濃厚接触というのは
例えば、市場で
動物をさばいたりとか
直接働いている方が
さばいたり。
さばくことによって
血を浴びるとか
あとは排せつ物に触ったりとか
そういった濃厚接触があって
まれに人に感染する
事例があったことが
推測されるわけですね。
まれに感染したとき人の体の中で
ウイルスも常に増殖を
繰り返していますので
そういった人に対して
彼らも生息しやすいように
コピーをどんどん


増やしていく段階で人の中で
増えやすい状況に
若干変わってくる
可能性もあるわけです。
渡辺≫小さな変異というのはそういう意味ですか。
水野≫そうです。ですので
長い遺伝子配列があった中で
一部が変わってくるのが
小さな変異とお考えいただければいいと
いいと思います。
更に、それがまたヒト‐ヒトへ
どんどん、体の中で増えてくる
過程において
場合によってはヒトからヒトへ
限定的に当初も、公表された情報では
限定的なという言い方を
されていましたけれども
そういった限定的な感染が
起こった段階でも
コピーは繰り返されていく。
そういった中で小さな変異が繰り返していって
それを繰り返していると
突然かどうかは
分かりませんけれども
いずれはこういった大きな変異。
ヒトからヒトへ感染するような
いわゆる遺伝子の変異が起こってしまうと
当然ながら新型ウイルスですので
多くの全ての人類は
そういった免疫が

ないということになりますので
そうすると、とにかく
どんどんヒトからヒトへ
感染していくといった
最悪のシナリオが
起こるということです。
渡辺≫今、新しい情報が入ってきたようです。
林≫速報です。先ほど外務省は
これまで武漢市のみを
渡航レベル２にしていたんですが
武漢市を含む湖北省全体で
レベル３にする方針を
固めたということです。
渡航レベル２からレベル３にする
方針を固めたという
情報が入ってきました。
渡辺≫危険度が少し高まったということですね。
実は、中国の
国家衛生健康委員会も
こういう言い方をしていまして
ウイルスは変異の可能性を持っていて
疫病が更に拡散する
リスクがあるということ。
これが今、水野先生が
説明してくださった
フリップでいう
右側の部分にあたるという
意味合いでお取りいただいて
いいと思うんですが。
今の段階では、まだ

この辺りで
これがＷＨＯなんかもいっている
緊急事態であることは
間違いないけれども
世界的な緊急事態ではないというのは
現在はこの辺りに
フェーズというか、段階としては
あるという
考え方でいいんでしょうか。
水野≫おっしゃるとおりです。