2020/01/24(金) 23:20〜23:35 ニュースきょう一日 新型肺炎 「春節」で警戒続く…症状は?対策は?[字]


臨床研究が
国の部会で了承されました。

患者4人に移植して
1年かけて安全性を確認し
有効性も調べる計画です。
おなじみの紙の通帳。
こちらの銀行では
1億円をかけて
削減しようという取り組みが
始まりました。
三菱UFJ銀行は
紙の通帳から
スマホなどで残高を
確認できるデジタル通帳に
切り替えた利用者に
1000円を贈呈する
取り組みを始めました。
低金利で経営環境が厳しい中
切り替えを促し
紙の通帳の維持管理費を


減らすねらいです。
続いてきょうから明日へ。
日本でも急速に広がっている
キャッシュレス決済。
このまま進めば
現金が世の中から消える日が
くるかもしれない。
そんな日に備えて
議論を進めている国があります。
北欧のスウェーデンです。
首都ストックホルムでは
買い物で現金を使う人は
ほとんどいません。
代わりに使うのは
デジタルマネーのアプリです。
街の有料トイレも。
デジタルマネーが
ないと使えません。
キャッシュレス化によって
国の経済規模と
比べた現金の流通量は
日本がおよそ
20パーセントなのに対し
スウェーデンはわずか
1パーセント余りにまで
減っています。
社会に流通する現金が減る中で
中央銀行はどのように
通貨の価値を
維持していくのでしょうか。

注目されているのは
デジタル通貨です。
中央銀行が現金に替わる
決済手段として電子的な通貨を
発行します。
通貨の価値を保証し
通貨の番人としての使命を
果たすのです。
スウェーデンでは
中央銀行が
デジタル通貨の発行の検討を
始めています。
日銀も今週
ヨーロッパの
中央銀行などとともに
研究に乗り出し
年内をめどに報告をまとめる方針を
打ち出しました。
こうした背景には
2つの出来事があります。
1つは去年アメリカのフェイスブックが打ち出した
暗号資産の一種
リブラの構想です。
各国が発行する通貨の
役割が低下する
可能性があります。
もう1つは
デジタル人民元の
準備を加速している中国の
存在です。

デジタル通貨の分野で
主導権を握り
ドルに対抗するねらいが
あるともいわれています。
世界の中央銀行が
こぞって検討を進めている
デジタル通貨。
キャッシュレスの普及だけでなく
通貨の偽造
脱税といった不正の防止にも
つながるとされています。
キャッシュレスが
当たり前になっても
誰もがいつでも
安心して使える
お金であってほしいと思います。
さらにニュースです。
高知県の業者が販売した
中古のハードディスクに
県の職員が作成したとみられる