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山口≫こんばんは。
土曜日の「スーパーJチャンネル」です。
まず速報です。
新型コロナウイルスが原因とみられる
肺炎の患者が
東京都内で確認されました。
国内での感染確認は
これで3人目です。
上山≫厚生労働省によりますと
患者は中国・武漢市に住む
30代の女性です。
18日に旅行で来日し
21日から
発熱とせきの症状が出て
おととい
都内の病院を受診しました。
国立感染症研究所などが
検査した結果
新型コロナウイルスへの感染が
確認されました。
国内で感染が確認されたのは
これが3例目です。
山口≫では、厚生労働省前に
岩本記者がいます。
岩本さん
国内3例目ということですが
厚生労働省はどのように
受け止めているんでしょうか?
岩本≫国内3人目の
患者の発生となったわけですが
3人目の中国人女性については
現在は、せきが出ているのと
発熱が37度程度と
軽い症状で
入院は
していないということです。
今日、春節を迎えたわけですが
2例目の患者の方は19日
3人目の患者は18日と
3人とも春節の前に
来日していることが
わかっています。
厚労省は春節を迎え
通常の同じ時期よりも
最大で4割程度の中国人観光客が
増えると見込んでいます。
その分、患者が増えるリスクも
高まっているとみているということです。
山口≫岩本さん
検疫などの水際対策が
強化されているわけですが
実際それが
どれくらい効果があると
厚生労働省は認識しているんでしょう?
岩本≫厚労省ですが
現在は空港など検疫で
サーモグラフィーを使って
発熱などの症状がある人を
見分けています。
ただ、サーモグラフィーだけでは100%は
防ぎ切れないというふうに
話していました。
また、肺炎の診断ですが
1例目と2例目の患者については
2度目の診断で
肺炎というふうに
診断されています。
レントゲンを撮っても1度の診断だけでは
肺炎と診断するのが難しいと
話していました。
厚労省は
中国からの全便について
健康カードを配ったり
機内アナウンスをするなどして自己申告を促していますが
今後、更に水際対策を
強化する方針だということです。
山口≫国内で
3例目となったわけですが
この新型コロナウイルスによる
肺炎は世界各地に
広がっています。
この24時間で新たにネパール、マレーシア
そしてフランス
オーストラリアでも
感染者が確認されました。
これまでに死者は中国で41人
感染者の数は世界で
1300人を超えています。
上山≫今日からは
いよいよ春節ということで
中国からの観光客の移動が
本格化しています。
旅行先の一番人気とされる
日本では
対応に追われています。
北里≫至るところで爆竹が上がっています。
≫新型コロナウイルスによる
感染が拡大する中国では
今日、旧正月の春節を迎え