おやすみ前の１５分
ニュースきょう一日です。
低気圧の影響で
西日本を中心に
大気の状態が非常に不安定になり
大分県佐伯市では
観測史上最も多い雨量を
観測しました。
一方、関東甲信では
あすにかけて山沿いを中心に大雪となり
東京２３区でも
雪が積もるおそれがあります。
大分県や宮崎県では
今夜になってから相次いで猛烈な雨が観測され
大分県佐伯市では
１時間に１１７．５ミリと
１時間の雨量としては
昭和５１年に観測を始めてから
最も多い雨量を観測しました。
西日本ではあすにかけて
大気の不安定な状態が
続く見込みで
局地的に雨雲が
発達するおそれがあります。
気象庁は引き続き
土砂災害や川の増水のほか
落雷や竜巻などの突風に
十分注意するよう呼びかけています。
一方、関東甲信では
あす夜にかけて広い範囲で
雪やみぞれが降り
山沿いを中心に平野部の一部でも
大雪となるおそれがあります。
あす夕方までの
２４時間に降る雪の量は
いずれも多い所で
関東北部の山沿いで４０センチ
甲信で３０センチ
東京２３区で２センチなどと
予想されています。
東京２３区の一部でも
雪が積もって予想より
気温が低くなった場合には
大雪になるおそれがあり
気象庁は路面の凍結などに注意
するよう呼びかけています。
交通への影響です。
ＪＲ東日本は
雪に備え、東京と
山梨や長野などを結ぶ
特急あずさやかいじなど
合わせて３０本の運休を
決めました。
鉄道各社は最新の運行状況を確認するよう呼びかけています。
きょうお伝えするニュース。
こうしたニュースを
さらに詳しく知りたい方は
スマートフォンなどで画面左のＱＲコードからも
ご覧いただけます。
まずはこちら。
新型のコロナウイルスによる肺炎
中国国内の患者は
２７４４人。
死亡した人は８１人に上り
感染の拡大が続いています。
マスク姿の李克強首相。
きょう最高指導部として
初めて武漢に入り医療機関を視察しました。
中国の保健当局は
武漢など訪れた住民の健康状態を２週間監視し
感染拡大を防ぐ体制を
確立する考えを示しました。
日本政府は
湖北省に滞在している日本人について
希望者を帰国させる方針です。
早ければあすにも
チャーター機を使って
帰国させたいとしています。
日本の観光業界にも
影響が出ています。
きょうの羽田空港。
中国からの便には
空席も。
中国から海外への団体旅行がきょうから当面
中止されたためです。
このホテルではきのう１日で
１３００人ほどのキャンセルの
連絡が入ったということです。
日本を訪れる
中国人旅行者は海外からの旅行者全体の
３割を占め日本経済への
影響が懸念されています。
新型肺炎について
政府はあす
指定感染症にする方針です。
指定感染症になると法律に基づいて
患者を強制的に
入院させられるほか
一定期間、仕事を休むよう