症状に応じて対応します。
座席も、元気な人は
後ろに詰めて乗せるなどし
緊急用の隔離スペースも
設ける予定です。
また、搭乗時
高熱や重症の人は
そもそも国際線には
乗ることはできません。
≫先ほど、東京都が
発症した人や
疑いがある人を受け入れる
病院の１つ
公社荏原病院の病室を
報道陣に公開しました。
帰国後、まずは
この部屋で診察します。
発熱や下痢などがある人は
ほかの患者と離して
診察するそうです。



前田≫感染の疑いがある患者は
この部屋に通されます。
もともと２人が寝られるだけの
スペースなんですが、この部屋で
１人の患者の治療にあたります。
≫感染症専用の病室は
１人１部屋。
感染拡大を防ぐために
気圧が低くされた
陰圧室という特殊な部屋です。
特殊な経路を使い、一般の患者と
接触しないまま
入れるようになっています。
Ｗｉ‐Ｆｉや
娯楽設備はありませんが
食事や診察、治療など
全てこの部屋の中で行われるそうです。
一方、新型コロナウイルス流行の
中心地となった武漢市。
昨日は李克強首相が
訪れました。
≫わずか
１０日で完成させるとした
新病院の
建設現場も視察しました。
≫その病院
工事開始から４日目となる
昨日の様子がこちら。
クレーンでつられた病室とみられる建造物が
土台に設置され始めています。

≫拡大する感染。
中国・湖北省の
衛生当局が発表した
最新の死者数は１０６人。
感染者数は４５００人を超えています。
日本でも
新たに２人が確認され
感染者は６人となりました。
渡辺≫お伝えしておりますように国内で新たに
２人の感染者が確認されました。
厚生労働省によりますと新型コロナウイルスに感染した
肺炎患者が
新たに２人確認されました。
２人のうちの１人は
中国・武漢の滞在歴のない
バスの運転手で
今月に入って武漢から日本に来た
ツアー客を２回乗せていました。
もう１人は武漢から日本に来た人だということです。
これで国内で確認された感染者は
６人となりました。
林≫日本国内での感染が
拡大する中で
武漢にいる日本人を迎えに行く
チャーター機が
２時間後に出発します。
羽田空港には浦壁記者がいます。
浦壁さん、そちら今
どんな状況ですか？
浦壁≫武漢に向かう

チャーター便ですが
あちらに止められている飛行機が
使用される予定です。
現在
タラップが横付けされていまして
およそ１０分ほど前には
翼の端のライトがつき
コックピットに
人影が見られました。
運航予定なんですが
今日午後８時ごろに
こちらを出発し
未明に武漢を出て明日の午前７時半ごろには
羽田に戻ってくるということに
なっています。
そして、機内では運航に向けて
準備が進められてきました。
午後には東京都から
武漢市へ送られる
支援物資のマスクやゴーグル