20人。
いずれも武漢から来た旅行者や
感染者と接触していたことが分かっています。
どこでどうやって感染したかが
把握できているため
日本は、まだ封じ込めが
可能な段階と考えられています。
今後、国内で
武漢などの感染地域を
訪れたことがなく
感染者と接触もしていない人で
感染が確認されると
次の段階になります。
国内で感染が広がってしまうと
いわゆる水際対策の有効性も低くなってしまいます。
そうなれば、医療態勢の整備が
重要になってきます。
2009年の
新型インフルエンザのときは
国内で初めての患者が
確認されてから
およそ2週間で
患者の数が300人を超え
特に休日の診療所などでは
長蛇の列ができました。
今の時期は
通常のインフルエンザの流行で
多くの医療機関は
最も忙しい時期です。
そこに症状が軽い人も含めて
人が殺到してしまうと
同じように
混乱するおそれがあります。
そうした事態に備えて
国をはじめ関係機関は
今から対応を検討していくことが
重要です。
根本的な治療に向けて
薬の研究も進んでいます。
海外では開発中の抗ウイルス薬や
エイズの発症を
抑える薬を投与したところ
症状が改善したというケースが
報告されています。
ただ、治療方法が確立されたと判断するまでには至っていなくて
さらなる臨床試験が
必要だとされています。
では私たちが今
できることは何でしょうか。
新型コロナウイルスの感染力は
今のところインフルエンザと
同程度では
ないかとみられています。
過去のインフルエンザの研究では
手洗いなどの衛生管理や
マスクの着用など
一人一人が気をつけることで
およそ50パーセント
感染が減ると報告されています。
手洗いやマスクは
地道な対策に見えますが
徹底するのは
簡単ではありません。
しっかり習慣づけて
自分や周りの人を守りましょう。
きょう一日のニュース続いては。
こんにちは赤ちゃんなどのヒット曲で知られる
歌手の梓みちよさんが
亡くなりました。
76歳でした。
梓さんは昭和37年に歌手デビュー。
翌年には、こんにちは赤ちゃんが
大ヒットしました。
先月29日に
都内の自宅で倒れているところを
マネジャーが見つけ死亡が
確認されたということです。
IR・統合型リゾート施設を
めぐる汚職事件。
東京地検特捜部は
衆議院議員の秋元司被告が
贈賄側の中国企業から
マカオ旅行の旅費など
合わせて385万円相当の
賄賂の提供を
受けていたとして
収賄の罪で追起訴しました。
これで特捜部が起訴した
賄賂の総額は
およそ760万円に上りました。
調べに対し秋元議員は
起訴された内容を全面的に否認
しているということです。
記録的な暖冬です。
先月の西日本と東日本の平均気温は
平年を3度近く上回り
いずれも統計を取り始めて以降最も高くなりました。
気象庁は偏西風が
例年よりも北側に蛇行し
南から暖かい空気が