(笑い声)
斬新ですね。
斬新だよね。
今日 天気いいですよね。
いいですよね~。
(笑い声)
タモリさんが今いるのは静岡県の西部にある浜名湖のほとり。
東京の山手線が すっぽり入るほど
広い湖です。
あれ?
おはようございます。おはようございます。 失礼いたします。
うな重!
うな重!?
ありがとうございます。
ありがとうございます。
おお!
おお~っ!
ウナギです。
ちょっと 声がデカいんじゃないの。
すいません ちょっと興奮しちゃいました。
(笑い声)
ではでは 遠慮なく。
いただきます。
初めてですね。
初めてだよね。
うん。
うん おいしい。
う~ん!
(笑い声)すいません…。
すいません。
おいしいです。
いやいやいや…。
おかわり?
そんな そんな!
そんな食べられない 食べられない。
ありがとうございます。
そんな食べられないですよね。
待て待て。
ちょっと待って下さい。
この中にテーマが
入ってるんじゃないのか?ああ~!
えっ そういうことですか?
絶対そうだよ。
じゃあ ちょっと。
開けてみようか。
ほら!
(笑い声)
ちゃんと…
何でしょうか?
「“ウナギといえば浜名湖”なのは なぜ?」。
一時に比べりゃ 生産量は確かに減ってるはずなんですけど。
それでも まあ 浜名湖はウナギだよね。
ええ。
あっ どうも。
(林田 タモリ)おはようございます。
あっ カズヨシ!
同じ名前で 大変光栄でございます。
いえ どうも こちらこそ。
浜名湖の地形や地質に詳しい山田和芳さん。
ウナギは ひつまぶしで
食べるのがお気に入り。
「うなぎパイ」までありますからね。
そうですよね。
「夜のお菓子」っつうんだ。
そうです。
うんうん。
じゃあ その「ウナギといえば浜名湖」というのは…
えぇ~? え~と…→
僕が もう二十歳ぐらいの…
それ… そのころは もう
もちろん有名でしたから。
いつぐらいだろう?
もう少し…。前? 戦前から? あっ そうでしょうね。
あっ そうなの?
仲居さんがですね 浜名湖産のウナギをかば焼きにしてですね→
お客さんに振る舞っているという。
そうなんですね 天然のウナギですよね。
そう そうなんです。
確かに そうですね。
江戸時代までは
地元の名物にすぎなかった→
浜名湖のウナギ。
それが一躍有名になったのは明治時代。
日本で初めて大規模な養殖が
始まったからなんです。
これが…
昭和40年代には 静岡県のウナギが全国の7割を占めるまでになります。
ちょうど この時代ぐらいですね。
では今日 その…
はい。
あっ いいですね。あ~!
では船で 皆さんと一緒に
浜名湖 出てみましょう。
始まりました 「ブラタモリ」!
今回の舞台は 静岡県の浜名湖。
町を歩けば いい匂いが漂ってきます。
実は これほどのウナギの産地になったのには→
奇跡的な条件が重なり合っていたんです。
タモリさんが くねくね歩いて解き明かします。
今日は浜名湖で「ブラタモリ」!