え~。
何これ。
みんな同じだよ。
ほんとに
クイズ番組に出そうだね。これ このまま。
出る 出る。
「何々が重い」?(金田一 オウム)うん。
一番 易しいのはね
これから これかな。
「…から先に生まれる」。
ハハハハ。これは 先生のヒント。
ヒント。
ヒント?
(笑い声)
おっ!もう一度。
はい! ピンポン ピンポン ピンポ~ン!
聞いた事ない?
ウソみたい?
(金田一 オウム)「口から先に生まれる」は?
言わない。
断固 聞いた事ないみたいです。
「絶対」って…
決めつけちゃってる。
「大きな口をきく」とか
言わない?
親から先に生まれるからね。
そう。(笑い声)
「親」ならぬ→
「口から先に生まれる」は→
口の達者な
おしゃべりの人の事。
また「大きな口をきく」は→
えらそうな事をいうという意味です。
そして
②のこちらの慣用句には→
全て 「顔」
という言葉が入ります。
例えば
「涼しい顔」とは→
自分とは
無関係のふりをしているさまを指す→
慣用句です。
そして…。
もう一つ 問題です。
このウニュニュニュニュっていう所に…
これは何だろうっていうんです。
1個だけ。
「母は 幼い…」。
②番。「手を尽くした」。
はい。
あぁ…。
「母は 幼い私に
とても手を尽くしたが」。
そうだね。 悪くはないと
僕も思うんですけど→
本当は もうちょっといいのが
あるんです。
①番。
①番です! 「手を焼いた」。
①か②か… ハハハハハ…。
「手を尽くした」は→
問題解決のために→
あらゆる手段を試みる事の慣用句。
この文章では→
「手こずる」「もてあます」という意味の→
「手を焼いた」の方が→
ふさわしいといえます。
更に これらの慣用句には→
共通した特徴があります。
それは…。
そうですよね。人間のからだなんです。
そうですね。
人間のからだっていうのは→
慣用句に使いやすいんです。
何でですか?
一番身近でしょ。 だから→
目とか 口とか 耳とか顔とか 肌とか おなかとか。
そういう言葉を使った慣用句って
いうのが とっても多いんです。
その方が 分かりやすい気が
するんでしょうね。
不思議だよね~。
やっぱり…
そういうのが現れてる。
じゃあ この 日常会話で→
目鼻がきく カレンちゃんが→
今一番 注目する慣用句は何だろう?
あ~ 「目鼻がきく」って
言っちゃいけないんですよ。
(カレン オウム)えっ!?
「目鼻がきく」ってよく間違えるんですけど それは…
え~ どっちも知らなかった。
「目端がきく」 勘違いしてました。
カレンちゃんは 何か そういう…
でも 今日 言ってきた事とかも私は 今まで あの…。
例えばね…
あっ 「何食わぬ顔」ね。ちょっと好きなんだ。
あの インスタグラムにも
よく登場させるぐらいの…
だって 何か 1個の意味を持つ