運動神経がいい子なのか
ピアノを弾けるとか
均等にクラス割りしないと
偏ったクラスになったら
中1の学級が
学級崩壊するんです。
そういうことの準備もいるし
それから、今は
学年末テストの最中だし。
まだやってないところも
あるんですよ。
そんなことやら、なんやかんや
全部が3学期は
ぎゅうぎゅう詰めなんです。
渡辺≫そういうことに手当てができないまま
これが春休みまで
つながっていくと
新学期ということに
なってしまうんですね。
進級だけでなく進学、小学校から
中学校、中学校から高校という
学校が変わってしまうという
縦の連絡も
できなくなってしまう
ということですね。
尾木≫オーバーに言えば
教育崩壊になっちゃう日本の学校全体が。
だから、うちはやらないよ
というところが出てくるのは
心情的には理解できます。
渡辺≫今日萩生田文部科学大臣が2時半から
記者会見をしまして
学校現場からは
まだ集団感染という報告は
ないけれどももし、万が一起こった場合には
一瞬にしてクラスター化する
集団感染することを
避けるために、こういう措置を
とらざるを得なかった。
ただし、やり方に関して
受け止めは
それぞれの自治体の判断でいいと
そういう表現だったんです。
尾木≫ここも
矛盾していますよね。
基本線が
例えば休校にしてください。
その中で入る日にちだとか
期間だとか
途中でいろんな問題を
持っている子を集めて
個別指導をするとか
進路指導をするとかを
柔軟にやってくださいよなら
分かるんですよ。
でも、完全に
やらないところもあるよ。
これじゃ国としてのまとまり
現場で
いろんなトラブルが出てくるし
もし、休校にしなかったら学校で
感染者が出たら
大変ですよ、そこの自治体は。
総攻撃されます。
渡辺≫溝上デスク、今日は取材をしてもらったんですが
具体的に、どんな声が
保護者から上がっていますか。
溝上≫主に、小学校低学年以下の
お子さんを持つ親御さんに
話を聞いたんですが
例えばひとり親のご家庭ではこの方は学童に
預けていらっしゃらないので
預けないと仕事に行けないし
仕事に行かないと
生活ができないし
留守番になったら
子どもも不安とか寂しさしかないはずだ
切実な声を
上げていらっしゃったりします。
あとは、お金の話です。
欠勤扱いだと給料が出ないので補償してくれるのかが
心配だという声。
渡辺≫例えば子どもさんが学校に行ったあと
パートタイマーをして
学校が終わるころ
おうちに帰るという仕事を
している方も
いらっしゃいますよね。
溝上≫たくさん
いらっしゃいますし
そういう方は日常的に
学童を使っていなかったり
するので、今回
本当に
打撃を受けていると思います。
一斉休校についてですが
休校自体は理解はできるが
子どもたちが
広い空間から学童に狭い空間に
行くことになるので