♪♪～
いや　すごい少年ですね。
とても不思議な少年です。
コラムニストとしても　かなり上質ですし
研究者としても真摯だと思うので。
ほんとに好きなことを取材して
書く子がいるんだなっていう。
ほんとに稀有な作品。
中学生の子が自分の人生を振り返ってる。
大人でも　自分の人生　振り返って
書けって言われて→
なかなか　そうは書けないですよね。
中学生が書いた文章にしては哀愁もあるし→
ユニークでもあるし。
読ませる力があるっていうか面白くて読んじゃいましたね。
彼がですね　この「自学」で→
ず～っと小さい時から何をやってきたかっていうのを書かれた→
ノンフィクションですね。
＜プラモの箱だらけの本棚の一角に→
貼り付けたもので大きくふくらんだ
「自学ノート」のコーナーがある。→
「自学」とは
自分でテーマを見つけ　学ぶこと。→
と言うとエラそうだが→
単に「好きなことをして『学んだ』と言っていい」ということだ＞
＜自学は
広い範囲での取り組みだったのか→
僕の小学校だけで
静かなブームだったのかは分からないが→
不定期でやってくる　その宿題を


僕は楽しみにしていた＞
このノートが　彼を
いろいろなところに導いていって。
だから　ただの少年のノートではない。
まあ　最後のアナログの子供なんじゃないですかね。
♪♪～
（咆哮）
（拍手）
＜このノートを切符に思ってもみなかった場所に行け→
普通なら会えないような人と話せた＞
（玄関チャイム）
こんにちは。
どうも。
こんにちは　はじめまして。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
じゃあ　中　入らせて下さい。
寒いですよ　うちは。
いえいえいえ。
はい。
すごいですね。　これ　まず。はい。
箱だらけっていうか。
はい。
零戦とか。
あっ　これ？はい。
これも　自分で？
はい。　でも…。
あっ…。
大丈夫ですか？　取れちゃった。
これ　何ですか？


日本軍の軍艦とかそういうものも作っています。
プラモデルだらけ
プラモ屋さんみたいだよ。
もう　そうですよ～。
私のね　居場所がないんですよ。
多分　梅田くんも卒業して
高校生ですもんね？
中学３年の時は　梅田くんは
大賞を取ってるんじゃないのかな？
子どもノンフィクション文学賞を→
１０年間のうち梅田くんが小学生の時からですから→
もう　何年　読まされてんのか
分かんない。
毎年いるな　こいつ
みたいなとこも。
いつも
勝ち残ってくるので。
賞も　何度も
取ってると思うし。
もう　功労賞に近いですよね。
あっ　やっと　あいつの文章読まなくて済むっていう。
常連みたいな感じで？
常連になっていました。
入賞したのは　６回出して　５回でした。
賞　取り過ぎじゃないかって。
こちらが…
よいしょ。うわっ　すごいね。
小学校から　やり続けたのが。
＜小３の５月自学が宿題として始まった＞
＜１冊目の最初のページは→

「祇園太鼓のばち消えた」という新聞記事の感想だ＞
「ばちをとった人は　バチが当たるぞ～！」
とか書いたら　面白いんやない？
ん？　あのばち
外れるん？
どんな人が　こんな
しょうもないことしたん？
＜「小倉駅前にある→
祇園太鼓をたたく少年の像のばちが無くなっていて→
福岡県警　小倉北署は→